仕事をすぐ辞め、人生狂う人続出!就職志望先の選定基準は、長く勤められる一択!

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 就職活動において、最も重要な過程は何だと考えますか?

 履歴書の書き方でしょうか? 面接の準備でしょうか? 否。

 就職活動で一番大事な事は、『就職を志望する先をどこにするか?』です。

 どの業種・どの職種・どの企業・どこの役所を目指すのかを決める段階が、最も重要です。

 いくら頑張って内定をもらったとしても、入社してすぐに退職するはめになれば、それまでの就職活動の為に割いた時間と労力が、全て無駄になってしまいます

 また、入社してすぐに退職するような事になれば、これからの長い人生が苦しく惨めなものになってしまう可能性をかなり高めてしまいます

 自分が長く勤められないような企業を志望してしまった時点で、その人の就職活動も、人生設計もほぼ失敗が確定です。

 過去の努力を無駄にしない為にも、明るい未来の為にも、就職志望先の選定は極めて重要になります

 本稿では、まず『短期間での退職について』様々な角度から、私の考えを述べます。

 さらに、『仕事の本質・裏側が分かる具体例』の一部を紹介する事により、仕事の理不尽さ・大変さを知ってもらいます。

 仕事の大変さを理解出来れば、長く勤め易い職場環境の貴重さを、心から感じる事が出来ます。

 そうなれば、あなたにとっての就職志望先選定基準において、『長く勤め易い環境』が最優先すべき項目になるでしょう。

 そして、最後に『あなたが就職志望先を決める際の最善の方法』も具体的に説明し、長く勤められる可能性が高い志望職種・志望企業の絞り込みをお手伝いをいたします。

『短期間での退職について』

短期間で退職する人が大量にいるという事は、日本の就職指導は完全に間違っていると言う事!

 就職先によって、人生が良くも悪くも大きく変化する事は、ほとんどの人が理解出来ている事です。

 その重要性を分かっているからこそ、就職を目指す業界・職種・企業を絞っていく際には、誰だって真剣に取り組みます。

 しかし、まだ社会を知らない段階で、なおかつ不確定要素も多い中で、あれやこれや考えても、未来の幸せを確実にしてくれるような、最善の志望先を定める事は困難な事です。

 結局最後は、理想と欲望に従って就職先を決める事になる場合が多いでしょう。

 その結果、就職して3年以内、それどころか1年未満で辞める人で溢れています。

 あなたの身近にも、仕事をすぐ辞めた事が噂になっている人も多くいることでしょう。

 日本中ですぐ辞める人が大量に生じているのは、経営者側の問題でもあり、送り出す学校側の問題でもあります。

 日本中ですぐ辞める人が大量に生じているという事は、高校の担任教師も、大学ゼミの教授も、専門学校の就職指導教員も、書店に積まれた就職関連書籍も、その情報やアドバイスは間違っているか、質が低いか、本質を捉えていないという事です。

 教師にとっても、専門誌にとっても、「すぐに仕事を辞めようが知った事ではない!」これが本音だから、本気で就職に関してアドバイスをしていないのです。

 上辺だけの情報やアドバイスに頼っても、社会の現実を知らない学生が真剣に考えたところで、最善の就職志望先を見つけられる可能性は低いです。

『長く勤められる事』が、就職志望先を決める際の最優先かつ最重要の基準!

 真剣に考えて志望先を選択し、履歴書を丁寧に書き、必死に面接をして、不採用を受けては、最初からやり直し、やっとの想いで就職出来たのに多数の人がすぐに辞めてしまう

 こんな悲惨な状況が多数生じているのは、そもそも就職を志望する企業の選定を完全に間違ってしまっているのではないでしょうか。

 過去から現在まで日本において、最初の就職先を3年以内に辞めて、その後とても苦しい人生を生きてきた人は、何千万人といるでしょう。

 この何千万人の人達が、就職活動を始める前に『長く勤められる事の重要性』を教えてもらって就職活動に本気で取り組んでいたならば、どれだけ多くの人が、どれだけの苦しみ・屈辱を受けずに、長く幸せに生きられたことだろう、と考えずにはいられません。

 短期間で仕事を辞めた人間の末路は、ほぼほぼ、辛く惨めで、悲しいものです。

 本人だけでなく、その家族も大変な苦労と、深い悲しみを強いられます

 そんな『短期間での退職者』が、日本各地で、かなりの高い確率で起きています。

 日本中で、心の不調などを理由に大量の退職者が生じているという事は、日本中で壮絶な苦しみを経験している人が大量に生じているという事です。

 こんな悲しく、勿体ない事はないです! こんな現状に憤りを感じませんか? 腹が立ちませんか?

 これは、短期間で心を病むような残酷な職場が大量に存在する日本という国側の課題であると同時に、そんなブラックな職場を自分で志望し、自分で受けてしまっている学生側の課題でもあります。

 就職可能な数多くの企業の中から、自身が志望する先を絞る際に、何を基準にしていますか?

 多面的な視点(基準)で分析する事も重要ですが、本質を見誤り、優先順位を間違えていないですか?

 日本において、特別な才能や特別な技術を持たない普通の学生ならば、『長く勤められるかどうか?』が、就職を志望する企業を決める際の、最優先にすべき基準です。 

 『短期間での退職を避ける事』が、就職活動において最大に重要なテーマなのです!

志望動機に、「長く勤められそうだから」と本音を言ってはいけない!

 現実を冷静に分析すれば、『長く勤められるかどうか?』が、就職志望先を選ぶ基準として一番重要な視点になります。

 しかし、履歴書に志望動機を記す際や、面接で志望動機を聞かれた際に、「すぐに辞める事を避けられそうだから」 「長く勤められそうだから」などと正直に言えば、印象が悪くなるだけで、落とされるでしょう。

 正直に本音をさらけ出さない方が良いケースを見極める力も、仕事力の一つです。

就職志望先を誤って決断した時が、戻る事の出来ない地獄の始まり!

 必要以上にネガティブになるのも駄目ですが、理想や欲望に目がくらめば、リスクを過小評価してしまいます。

 就職志望先を選定する際に本当に大切な事は、『やりたい事より、避けたい事は何か?を明確にする』『楽しさより、苦しさが少ない事を重視する』です。

 「【長く勤め易い職場環境】こそが最も重視すべき基準だった(涙)!」「もっと仕事の苦しさを研究しておくべきだった(涙)!」などと身をもって実感した時には、既に地獄に落ちた後であり、時すでに遅いです。

 「就職を目指す先を間違えた」と気付いた時には、後戻りの出来ない地獄の底でしょう。

 理想や欲望に目がくらんで、リスクを考えずに就職志望先を決めた瞬間には、地獄の入り口に足を踏み入れてしまっているのです。

 子供を持つ親御さんに言いたい事があります! 

 これからの就職活動に人生が懸かっている子供の事を大切に想うならば、人間の汚い側面社会の残酷さをしっかりと教え、地獄への恐怖心を原動力にして、短期間退職を避ける事を目標にした本気の就職活動導くべきです

就職志望先の選定段階から、全力で取り組まなければ、後で深く悔いる事になる

 特別な才能がある訳でもない普通の人にとっては、最初の就職活動の成否によって、人生の8割が決まると言っても過言ではありません。

 最初の就職活動の成否に、人生が懸かっています

 人生の懸かった就職活動に、本気で取り組んでおかなければ、その後の人生において、深い後悔にさいなまれ続けるでしょう。

就職志望先を決める過程と、就職志望先に選んでもらう過程

 就職活動には、大きく二つのフェーズがあります。

 就職希望先を選ぶフェーズと、決めた志望先に選んでもらうフェーズです。

 選んでもらい、入社する権利を獲得する為の努力以上に、まずは、どこを志望すべきか?どこを受けるべきか? 就職志望先を選定するフェーズが非常に重要になります。

 この選定でしくじれば、残りの長い人生を地獄の苦しみの中、悔い続ける人生になりかねません。

 就職志望先の選定は、人生が懸かっている重みを感じて行うべき、最重要な作業になります。

深くシミュレーション出来ない人は、何でも自分に都合良く想像してしまいがち

 就職活動は不安な事もあるでしょうが、基本的には社会人として誇り高く働く姿を夢みて就職活動を開始したのではないでしょうか?

 多くの人は、自分に都合の悪い事を想像するのは辛く苦しいです。

 だから、都合の良い想像ばかりを巡らせ悪い事は考えないようにしてしまいがちです。

 幅広く想定出来ない人は、就職活動に限らず、健康についても、恋愛についても、自分に都合の良い想像ばかりして、危機管理が出来ていない悪いポジティブ思考に陥り易いです。

 予め、悪い予測・悪い想定をする事は、ストレスがかかりますし、面倒な事でもあります。

 人は、幅広くシミュレーションをする事を面倒に感じて、悪い状況を考えないように、自身に都合の良い未来をばかりを期待して、非論理的に楽観してしまいがちです。

 私はこのような浅はかな状態を、『危機管理が出来ない悪いポジティブ思考』と呼んでいます。

 そのくせ、いざ小さな失敗の連続・一つの大きな失敗が生じてしまうと、リスクの想定が出来ていないので、覚悟も対応策も無く、悪い状況に必要以上に不安を募らせて、絶望し、自暴自棄になり、極端にネガティブになる『全てを最悪の方向に考えてしまう悪いネガティブ思考』にもなり易いです。

 平時に最悪の事など考えたくないのが人間の性(さが)です。それは、リスク管理が不十分な企業・組織が多数存在する事が証明しています。

最も避けたいからこそ、辛くとも脳内想定・対策をすべき

 まだ、社会経験の少ない学生に、短期間で退職するような最悪のシミュレーションを自発的に実践しろと言っても、なかなか出来るものではありません。

 だからこそ、様々な経験を積み、不公平な社会を見てきて、理不尽な体験も乗り越えてきた親や教師が、最悪の事態を想定する手助けをしなければならないのです。

 最悪の事態に陥る事こそ避けたいです。

 想像する事が辛くても、面倒でも短期間での退職のような最悪のケースを考えておき、自分の為、家族の為にも、最悪の事態を少しでも避けられる可能性を高めておくべきです。

最悪の状況を具体的に想像してみる

 就職活動・仕事に関して最悪の状況を、具体的に想像してみましょう。

『あまりに自分には合わない仕事だと働き始めてから気付く』

『ひどい性格の人が職場にいてイジメられる』

『ブラック企業であったと入社してから気付く』

 これらのどれか一つ、もしくは複数が重なり、辛い毎日を過ごし、あまりに苦しい日々に身体や精神が病んでしまい、結局入社して1年も経たずに辞めざるを得なくなる事を想像してみてください。

 自分がどういったキャリアを積んで、どういった人生を送りたいのか、真剣に考えるならば、最悪の状況に陥る可能性を低くする為に、1年で辞めてしまうリスクも想定しておくべきです。

 実際に、就職して一年未満に会社を辞める人はとても多いです。可能性の低い事ではないです。

 「自分だけは大丈夫」などと安心しきっている人こそ危険です。十分に可能性のある事であると捉えて危機感を持ってリスク管理すべきです。 

なぜ1年すら我慢出来ずに、会社を辞めてしまう?

 では、「なぜに?ようやく就職出来た会社を1年も経ずに辞めてしまうのか?」これについて考えていきましょう。

 一言で表すと、『働いてお金を得る』という事は、本当に大変で、耐えられないほどの苦しみのリスクがあちこに散在しているからです。

努力して、時間を費やし、人生を賭けて掴んだ就職先を軽い気持ちで辞めるはずがない

 受験勉強に何百時間も費やし、落とされても落とされても何十回と丁寧に履歴書を書き直し続け志望動機を捻り出して面接官に訴え、ようやく入れた会社を簡単に辞めれますか?

  数か月で辞める人は、軽い気持ちで辞める訳ではないのです。

  苦しみ、悩み、精神的に参ってしまい、身体が出社を拒否して、布団から出られなくなり、辞めざるを得なくなるのです。

職場が原因で出社出来なかくなった人は、踏ん張っても、結局もたない

 仕事に行けなくなり、上司や周りの説得にあって、何とか出社したとしても、一度でもその会社に行けずに休んだ人は、その後に無理して踏ん張っても、大抵の場合は復帰して一か月も経たずにやはり無理であったと悟り、今度は辞表を提出する事になります。

 このように辞める人は、精神的に限界状態のさなかに辞めるので、周到に次の就職先が決まっているという事はありません。

 上記のような辞め方をする人を多く見てきましたが、精神的に相当参っているか、病院で精神面での弱りを指摘されるか、もしくは、病名を診断されているか どれかに当てはまっていました。

 上記のような辞め方になった人は、最初に仕事に行けなくなった時点で、軽い気持ちではなく、相当参った状態になっているので、もう一回勇気を振り絞って踏ん張ったとしても、職場の状況が変わらない限りは、 すぐにまた同じように相当参った状態になるのは当然の結末です。

 一方、仕事や人間関係が原因ではなく、別の要因でうつ病を発症して、うつ病の症状によって出社出来なかった場合もあります。

 この場合は、うつ病の治療を受けて、その症状が改善されれば、復帰して長く勤められる可能性も高いと思います。

 『仕事の内容』『仕事でのプレッシャー』『職場の人間関係』『仕事が原因での睡眠不足』等、これら職場が原因で出社出来なくなった場合には、職場の状況が変わらない限りは、一度出社出来なかった人が、復帰して長く勤めるのは難しいでしょう。

 わざわざ、いち新人の為に職場の状況を変えてくれる程の会社ならば、最初からそこまで追いつめられる事もないです。

人の事情に気付けない性質、人の痛みを想像出来ない性質、人を見下す性質、これらは人間の本質の一部

 ここで、「すぐ辞めるなんて、根気が無いだけだ!」との感想を持つ人もいるでしょう。

  今、そう考えてしまった、あなた!! 想像力が欠如している本質が出ちゃっています。

 このまま根拠無き自信を鼻にかけ、楽天的に就職活動を始めてしまえば、いざ自身が就職した時に、想像だにしていなかった苦しみ・痛みに直面する危険性が高いです。本当に気を付けた方がいいです。  

 『人の事情を想像出来ない』『人の痛みを想像出来ない』『自分は正しいと信じきり、人を自分より下に見る』これらは、悲しいですが、人間の性(さが)・本質なのです。

 だからこそ、感情だけに任せずに、意識的に、人の事情や痛みに気付けるように人を見下さないように常に自分を戒める必要があります

 自分以外への想像力・配慮を意識して実践しその努力を怠らない人社会性の高い人になれます。

 自身の社会性を高める事は、就職活動でも、仕事をする上でも、とても大切な事になってきます

どんなに明るく、強い人でも、仕事環境によっては1年で退職する

 学生時代に明るく部活でも引っ張っていけるような心の強そうな人でも、

“超長時間勤務の職場環境”

“自分の信念や価値観にあまりに合わない組織環境”

“他者への想像力・配慮を無視した最悪の性格の人間が直属の上司になった場合”

これら職場が原因で、数か月で限界を迎えてしまう可能性は十分あります

 誰だって風邪をひく可能性があるように、誰だってうつ病など精神を病む可能性はあります。

 就職した先が悪ければ仕事・職場環境が原因となって数ヶ月でうつ病もしくはそれに近い状態に陥り失意のまま退職せざるを得なくなる場合もあります

職場の人間関係を含めて仕事の大変さの度合いは、学生時代に想像しているよりも、はるかに大きいです。

 最初から仕事をすぐ辞めようなどと思っている人はいません。

 それなのに、仕事を始めて数か月で辞める人がとても多いという事は、学生時代の想像を超える程に苦しく辛い職場が多いという事の証です。

 仕事を始めて一ヶ月で自ら命を絶ってしまうケースも多数あります。

1年で仕事を辞めれば、その後の人生は険しい道

 1年未満に仕事を辞めた人は、正直申し上げまして、その後、安定して、一定以上の給料を得られる仕事につける可能性は、かなり低くなります。

 数か月で仕事を辞めたならば、その後は、〝すぐ辞める根気の無い人間〟との烙印を押されて、その後の就職活動は、ますます不利で、苦しいものになってしまいます。《数ヵ月で仕事辞めた人の地獄顛末。でも死にそうなら、すぐ辞めた方が100倍幸せ。諦めないで!

 基本的に一年未満で辞めて転職する事になれば、その後は転職すればするほど待遇は悪くなる可能性が高いと考えておいた方がいいです。ただ、全てを捧げて努力すれば、まだまだ挽回の可能性もあります、諦めないで!!。

仕事の真の目的は、❝安定して一定以上の収入を得る事❞

 過酷な現実社会で生きていくことを鑑みれば、仕事の真の目的は、『安定して一定以上の収入を得る事』との結論になります 。

 無謀な夢を追うなど、やりたい事だけをやって、普通に生きていける程、この社会は甘くないです。

 仕事の目的が『安定して一定以上の収入を得る事』明確に意識すれば就職志望の会社を選ぶ際に、絶対に避けたい事が見えてきます。

 それは、入社して短期間で退職に追いやられる事です。

 就職して短期間で仕事を辞めてしまえば『安定』『一定の収入』も、かなり遠のいてしまいます

 短期間で仕事を辞めてしまえば長い人生における仕事の目的(安定・収入)を、20代という若さで諦めざるを得ない状況が、かなり現実味を増してきます。

 転職を繰り返して、身体も心もボロボロになり、「自分が食べていける分だけの最低賃金がもらえたら、それで十分だ。自分は無理は出来ない。それでも生きていられるこの環境に感謝して生きよう」などと、20代・30代で、現実を知り、悲しい悟りの境地に至ってしまうのです。

1年で辞めざるを得ない最悪の状況を、本気で想定すべき

 1年未満で辞める人がとても多い現実。

 1年未満で辞めれば、その後はさらに苦しい状況に追い込まれる現実。

 基本的に日本では転職すればするほど、長期的な視点での労働条件は悪くなります。

 結局、最初からいい職場に就職し長く勤めた人が断然に得するように出来ているのです。

 日本では、短期間で辞める確率が一定以上あり短期間で辞めればより厳しい状況に陥るのが現実です。

 入社して1年未満に辞めるざるを得ない状況になるリスクを現実的に想像し、そんな最悪の状況を避ける為どう就職活動に取り組むべきかを本気で考えるべきです。

最悪の状況を想像するには、仕事の裏を知るべし

 仕事を辞めざるを得なくなるような状況を、具体的に想像する為には、「実際の仕事とはどういったものか?」「何がどのように辛いのか?」これらを知る必要があります。 

 今回は、仕事の裏側であり、本質とも言える部分を一部紹介していきます。

 他人事ではなく、 今まさに自分がその苦しい立場にいて生々しく体験している感覚で想像力・臨場感を高めて想像してみてください

 仕事の苦しみを具体的に知る事により、 まずは意識の面からだけでも学生というぬるま湯から、 いち早く抜け出す事が出来、危機意識をもって就職活動に臨む事が出来、正しい方向性の就職活動就職活動の成功その後の仕事の充実人生の幸せへの第一歩を踏み出せます

『仕事の本質・裏側』

 仕事をすぐに辞めない確率を高める為に、就職活動の早い段階において、 自身の適性的に避けておきたい職種をピックアップしておく事は非常に重要です。

 その為に、仕事の本質・裏側の一部をここで紹介しますので、絶対に避けたい職種を明確にして消去法的に志望する職種を絞りこむ際の、参考にしてください。

サービス業・営業;「自分は神様」と思い込んでる人が結構いる問題

 まずは、サービス業・営業の職種について、考えてみましょう。

 どんな業態であっても、お金を払ってくれるお客様が存在します。

 そのお客様に対応するのが、サービス業であり、営業であったりします。

 サービスや商品を提供して、お客様からお金を頂くという事は、お客様には絶対に逆らえない立場である事を自覚しておく必要があります。

 お金を支払う側の客・お金を支払う側の企業担当者は、少しでも気に入らない対応をとられると、「お客様に対して、その態度は何だ!」などと、自分の事に『様(さま)』を付けて自分が高い立場にいる事をひけらかしながらクレームを言う人がいます。

 「お客様は神様だ」「お客様は崇めたてまつられるものだ」と本気で思っている人は結構います。 自分を神だと思っている人を相手にするのは、なかなか骨の折れる事です。

 薄利多売のスーパーのレジなどで、行列が出来て、てんてこ舞いの忙しさの最中に、偉ぶりながらクレームを言ってくる客に、ネチネチと説教を聞かされ、行列で待たされている客からも鋭い視線を当てられ、イライラの毒を身体に注入され続けられると、猛烈なストレスが溜まり、相当寿命を縮んでいる事を実感します。

 クレーマーは殺人者である事を自覚すべきです。

 いちいち時間をかけられないので、めんどくさい客をいかに出さずに、丁重に諫(いさ)めて、お引き取り頂くかが、接客業の腕の見せ所です。

 お客様の立場が強ければ強いほど、お客様は高圧的な態度、無理な要求をしてきます。なぜなら人はすぐに調子に乗る生き物だからです。

 薄利多売の商売では、一人の客から大して儲けさせてもらう訳でもないので、ウザこい客には来てもらわない方が本当は助かるのです。

 一方で、自社の売り上げの多くを占めるような最重要顧客は、こちらの生殺与奪の権を完全に握られていますので、実際に神様以上の存在となります。

 重要なお客様からは、どんなに理不尽な扱いをされても、ぐっと堪えて笑顔で対応しなければならないです。

 お客様からは絶対に嫌われないようにしなければならない、神と奴隷の関係です。

 たとえば、会社の売り上げの多くを占めるようなお得意様に、ちょっとした誤解で嫌われてしまい、お客様に散々怒鳴られた挙句に、「あんたの所とは取引しない」と言われてしまったならば、その後上司にどう報告しますか? 

 今度は上司からも散々怒鳴られて、その後、組織の売り上げはガタ落ち、会社が傾き、上司・同僚はイライラして冷たく当たってくるでしょう。

 人間は追い込まれるととても残酷な一面が現れます。そこにいる全員から、犯罪者を見るような目で、表で裏で 「お前のせいだ」と 言われ責められます。

 50代のいい年をした大人が、超お得意様から嫌われた事が原因で、針の筵(むしろ)のような苦しい状況になり、それでも会社にしがみつくか、退職して無職になるかを迫られ、家族からも責めらるのです。

 営業の仕事がしたい人は、超絶楽観的だったり、相手がどうなろうが構わずに押し通せるほどに我が強かったり、怒鳴られるのが快感なマゾッ気の強い人だったり、それくらいの特別な才能がある人以外にとっては辛い職業でしょう。

 とはいえ、ハローワークには営業職の求人はとても多いことから分かるように、世の職の半分くらいは営業職なのです。

開発・企画;価値を生み出す発想力・地頭の良さ・無尽蔵のバイタリティーが必要

 今度は、開発職なり、企画職なり、何かしらの価値を生み出す事で収入を得る立場の職業について考えていきましょう。

 価値あるものを生み出してお金を頂くという事は、誰でも簡単に出来る事で価値は生まれません。 

 常にその分野全般の知識・最新の知識を備えて、今の状況と未来に対応した、新しい価値を生み出し続けなければなりません。

 これらが出来なければ、価値を生み出せない不要な人として扱われます。

 柔軟な発想は、生まれ持った才能に左右される面が大きいです。どんなに頑張っても出来ない人にはなかなか出来ません。

 価値を生み出さなければならない立場で、全くその才能が無ければ、出来ない人として周りから判断され、馬鹿にされ、蔑(さげす)まれる事になります。

 また、企画というと、花形のイメージがあるのではないでしょうか。

 しかし、企画というのは、体力勝負の要素も強いです。

 企画には絶対的な正解がないので、突き詰めれば、永遠と議論が出来てしまうからです。

 結局、メンバーの中で一番エネルギッシュな人が疲れたら終わりみたいな。消耗合戦のチキンレース。

 夜遅くまで、案を出し尽くし、構成を考えて、多くの人の協力を仰ぎながら、細部まで工夫して、もう限界と思えるまで改善した案を、相手企業の心変わりで変更や駄目だしされる事も多々あります。

 無茶な要望も、ぐっと我慢して、受け入れて期限までにやり直したり、修正する、果てしない根気とエネルギーが必要になります。

 あなたは、新しい価値を生み出せる程の抜きん出た頭の良さ、発想力、そして、睡眠を削ってでも期限内に提案し続けるバイタリティーがあるのか?を自問してみてください。

管理職;説得力を生む地頭の良さ、突き上げに対する図太さが必要 

 管理職は、その組織の形態や、構成メンバーによって、その精神的負担の大きさには、大きな違いがが生じます。

 公的機関ならば、特段に優れた能力が求められる事は少なく、つつがなく業務を遂行するように、管理していればよいでしょう。

 しかし、民間企業では、利益・儲けを出し続けなければ、存続の危機に陥ります。

 経営者や幹部からのプレッシャーが強ければ強いほどに、管理者の受け精神的負担も大きくなります。

 リーダーシップをとる事に関しては、今すぐ判断しなければならない課題に対して、様々な要素を思い出して、分析して、スピーディーに最善の判断を下せる、度胸と地頭の良さが必要になります。 

 全員が完璧に満足出来るような、判断はありません。自分もしくは自社が利益を得る為には、誰かに損をしてもらわなければならない、誰かを苦しい立場に追いやるような冷酷な判断が必要な場合もあります。

 また、公的機関でも、民間でも、組織のメンバーに恵まれるか?そうでないか?によっても、精神的負担には、大きな違いが生じます。

 組織の足を引っ張る人に対して、改善を求めたり、改善が難しいならば自ら辞めたくなるようにきつく当たる事が求められる事だってあります。

 部下の中には、上司(管理者)の悪口を周りに風潮したり、直接言いがかり的な口撃をして、管理者のプライドをズタズタにして、上司を追い払い下剋上を果たそうとする野心的な部下がいる場合もあります。

 管理者の指示に反論をされる事もあるでしょう。悪意がある場合もあれば、善意からの反論もあるでしょう。

 たとえ悪意を感じたとしても、冷静に反論を受け入れて指示を変更するのか? 冷静に反論の間違いを指摘して指示を変更しないのか? 素早く論理を構築して、相手が納得できるように、説明する地頭の良さと、度胸と、冷静さも必要でしょう。

 また、管理者になれば、組織のあらゆる情報が逐次入ってくるので、それら多くの情報に対して、優先順位をつけつつ、整理してタイミングを逃がさずに対応しなければならないです。

 その管理すべき量(仕事・人間)が多ければ、多い程に、キャパシティーの大きさ、スペックの高さが必要になります。

 キャパを超えて、パニックになる事などは許されません。

職場でもイジメは横行している

 リストラなどで強制的に辞めさせられなくても、人間は馬鹿にされ続けたりイジメられ続ければ相当鈍感な人・図太い人でなければ精神的に参ってしまい、辞めざるを得なくなります。

 はっきり言って、リストラしなくても、虐め・パワハラをすれば、大抵の従業員は辞めさせられます。

 近年であれば、大企業や役場で、過度なパワハラをすれば、社会問題になりますから、大企業・役場でのパワハラは多少ですが、減少傾向にあると思われます。

 しかし、中小零細企業ではパワハラを訴えても、マスコミが騒ぐ事もないので、余程の事でもない限りは、パワハラされても泣き寝入りして、自主退職する人が大半でしょう。

 仕事をすぐに辞める人は、多くの場合は、人間関係、つまりは、イジメられたり、嫌われて居場所を失い、辞めていくのです。

 公にリストラをしてくれた方が、ハローワークでの失業保険での優遇もあり、比較的良いです。

 暴言を浴びせ続けるパワハラをして、自ら辞めるように(自主退職するように)しむけてくる場合もあります。

 辞めさせたい対象の人を出来ない人間であると風潮して、周りから白い目で見られるように仕掛けて居場所を失わせる陰湿な辞めさせ方です。

 家族を養う為に、自分が生きていく為に、毎日イジメられても耐えて働き続け情けなくて悔しくて辛い状況で仕事を続けている人もいます

競争社会は、勝てば有利に、負ければ苦しく

 社会とは助け合いも大事ですが、競争がかなり多くの部分を占めるのも確かです。競争で勝てば有利な立場に、負ければ苦しい立場になって、退場を余儀なくされる事もあります。

 社会では、組織内でも組織外でも競争に晒されます。

 仕事の競争を、ルールが定められたスポーツのように捉えていては、卑怯な罠にかけられ、競争に負けて苦しい立場になるだけです。

 かといって自分が卑怯な事ばかりしていては、必ずそれは自分にもっと悪い事になって戻ってきます。

学校以上に歪(いびつ)な人間関係、意地悪は一定数存在する

 そんな過酷な競争社会だからこそ、様々な人間の思惑も絡みあい人間関係をより難しくします。

  しかも、どこにでも必ず意地の悪い人間は存在するから厄介です。

 権力者に猫なで声ですり寄り、声のデカさと人の権力を盾に自分の都合の良いように流れを作り、自分より下に見ている人に対してはイジメをします

 そんな意地悪な人は、嫉妬心も高い場合が多く、自分より下に見ていた人が自分より給料や地位が高くなると怒り狂い、権力者や周りに悪口を言って、周りから虐められるように仕向けて潰しにかかるような人間もいます。

 こんな人は学校のクラスにも一人二人存在しているでしょうが、基本的には平等に扱われる学生時代には、そこまで本性が露(あら)わになる事は少ないかもしれません。

  一方、様々な利害・力関係が絡み合い、得られる地位や給料に格差が生じる仕事場は、自分が真面目にコツコツ仕事をしていようとも、ルールも倫理もへったくれも無い競争社会に巻き込まれてしまいます。嫉妬や保身による、虐め・蹴落としなどの殺伐感は、場合によっては、学校以上に膨れ上がり易いかもしれません。

イジメ・パワハラ・嫉妬・報復は学校同様に、どこの職場にもあり得る

  以上のような虐め・パワハラ等は、別にブラック企業でなくてもどんなにホワイトな組織でも、働いてお金を稼ぐ過程では普通に生じる可能性があります

 これが、ブラック企業になると、そこの社員の多くが苦しい状況にあります。寝不足とプレッシャーでカリカリ・イライラしていますから、殺伐感は半端ない状態になり、虐めもより横行し易く、より過激になり易いです。

 ブラック企業では過酷さの度合いが異常に高い状態が半永久に続きます。

 過酷さの度合いと、仕事を辞める度合い(離職率)は完全に比例します。仕事の過酷さが高まるほどに、人間の耐えられる許容範囲を超えて、離職率も高くなります。(《ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態1-恫喝・暴力編-》

『あなたが就職志望先を決める為の最善の方法』

仕事の大変さを知り、長く勤められる事を主眼にして就活をする

 繰り返しますが、仕事をするというのは本当に大変な事なのです。

 短期間で退職する人はとても多く、しかも、短期間で退職した人は、次の転職先は、長期的な労働条件が悪くなるケースの方が多いです。

 だからこそ、1年、2年など短期間で退職しない為にどうすればいいか必死に検討すべきです。

 過酷な社会で、短期間に辞めない為に、自身が長く勤められる可能性が一番高い就職志望先を、どう選ぶか?ここに力を注ぐ事が、地獄を避け、人生を幸せに生きる為にとても重要になるのです。

笑ビー式就職志望先選定法

 長く勤められる可能性を確実に高める為の『笑ビー式就職志望先選定法』をお伝えします。

①ブラック企業を避ける

②自分が耐えられない職種を避け、自分の性格・能力が生かせる職種を絞る

③少しでも安定した、規模の大きな企業・組織を目指す

①ブラック企業を避ける

 簡単な事です。

 ブラック企業は、基本的に離職率が高いです。

 誰にとっても離職率が高いブラック企業を避ける事が、長く勤められる可能性を高める為に、一番簡単で、効率が良い方法です。

ブラック企業は、至るとこに存在する

『長時間労働が当たり前の職場』

『暴言・恫喝・暴力・イジメ・パワハラ上司に支配された職場』

『名ばかり管理職を任され、権限は無いのに、責任だけは重く課され、サービス残業ばかりで、時給に換算すれば500円程の職場』

『精神もしくは身体に大きな負担・リスクを伴う仕事』

『以上の全てが揃った超絶ブラック企業』

 などなど、普通の人では到底続けられない程のキツイ職場環境の企業山ほど存在します

 とにかく、ブラック企業を就職希望先から、除外する。

 その為に、希望する業界がブラック企業が多い業界か?希望する会社がブラック企業か?

 手間を惜しまずに、情報を集めて、ブラック確認をしてください

 当たり前のようで、見逃しがちな事なので、何よりも大事なブラック研究をしておくべきです。

ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態-恫喝・暴力編-

ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態-長時間労働編-

ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態-低賃金・ワープア編-

②自分が耐えられない職種を避け、自分の性格・能力が生かせる職種を絞る

 ブラック企業を志望先から除外する事は、誰にとっても基本的に同じ作業ですが、次は、自分の性格・能力に応じて、長く勤められる企業を絞っていきます

仕事が大変なのは当たり前。自分にとって何が耐えられるか?何は絶対に避けたいか? 避けたい順位を明確に

 現実を知り、分相応を悟る事も、現実を生きていく上では重要ですが、まだ学生で、これから就職活動をするならば、まだ分相応を決める・諦めるには早いです。

  ただ、ただ楽な仕事は無いですから、何でもかんでも耐えられないと思ってしまうと、出来る仕事などありません。仕事は我慢の連続です。辛いのは分かった上で、自分にとっての辛さの順位付けが必要になってきます。

 「辛いだろうがこれなら耐えられる!」「これは自分には耐えられない!」など“避けたい順位”

・④絶対に避けたい職種

・③出来たら避けたい職種

・②自分の性格的に耐えられる職種

・①自分なら耐えられ、尚且つ自分の適性にも合っていると思われる職種)

これらの分類を、ご自身の中でまとめられるようになればいいですね。

 『やりたい職種』からではなく、『避けたい職種』から考えるなど、後ろ向きな考え方に思われるかもしれません

 しかし、一年で仕事を辞める状況を回避し長く仕事を続けて充実した人生を送る為には、まずは、避けたい職種を考えておく事はとても有意義な事です。

避けたい職種を避けつつ、自分の適正に合い、なおかつ、成りたい職業は?

 ある弁護士は、「自分は、人にへりくだる事が絶対に出来ない事が分かっていたから、弁護士の職業を選んだ」と話されていました。

 その方は、最初に自分にとっての避けたい職種(へりくだる事が多い仕事)を挙げ、それ以外から自分に適した職種・やりたい職種を弁護士と定めて、努力して、その資格を取得し、仕事で成功を収めています。

 自分がこれだけは避けたい・自分にはどうしても出来ない事を先に認識した上で、『避けたい職種』を避けて『自分の適性に合った仕事』を複数見つけてください

 そこからは自分の適性に合った仕事に就く為の資格取得・就職活動に本気で取り組めばいいのです。  

 ちなみに、『やりたい仕事』ではなく、『自分の適正にあった仕事』を目指した方が、失敗確率を下げ、成功率を高められます。

 好きだとしても才能的に向いてない仕事より、才能的に向いている仕事の方が上手くいく事が多いです。

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避けたい・逃げたいばかりでも、人生悪い方向に進んでしまう

 どうしても合わない事・自分では耐えられない事を明確にする事は大事ですが、努力もせずに、逃げてばかりでは、どんどん辛い状況にはまってしまいます

 何かを避ける為には別の道を選べるだけの才能相当な努力も必要になってきます。

 また、遊びではないので、嫌な事全部を避ける事など不可能です。避けられない事も多いです。

 どんな仕事も、人との関わりもあれば、組織のルール、売り上げへのプレッシャーなど、様々な要素があります。

 避けたいけども、仕事をする上では避けられない事も多いですから、我慢する上手くかわすほどほどに避ける良い立場になれるよう努力するなど、嫌な事はあって当たり前の環境の中で、誰もが様々な我慢・努力をして、仕事をしている事は認識・覚悟しておいてください。

能力が生かされる分野

 いくら好きな事でも、周りの人よりも明らかに劣っている事を続けるのは、難しいです。

 つまり、劣っていれば、立場・収入など不利が重なり、辞める可能性が高まってしまいます。

 だから、自身の適性・能力が生かせる分野・業務内容・業界・職種を選んでください。

 中途半端な資格が活用出来る業務内容よりも、自身の適性・能力が合っている方が大事です。

 中途半端な資格ならいつでも取れるのですから。

 たまたま持っている資格に引っ張られて、適正・能力が合わない業務内容の仕事に就いて、合わずにすぐ辞めるような事になれば、資格に足を引っ張られた事になります。

避けたい職種>合った職種>やりたい職種

 まずは、個人的な性格・適正・能力を鑑みて、絶対に続けられない避けたい職種を省く

 次に自身の適性・能力を鑑みて、自身の適性・能力が比較的生かせる・比較的優位に立ち易いと考えられる職種を挙げてください。

 耐えられない避けたい職種を消去し、能力が生かせる職種に絞り、なおかつ迷ったならば、最後に、能力が生かせる職種の中から、やりたい職種を選んでください。

 つまり、優先順位としては、まず個人的に耐えられない職種を省くことが最優先次に自身の能力が発揮され易い職種を優先し優先順位は低いが迷ったならやりたい方の職種を選ぶ

 こうして、個人的に長く続ける為の志望する職種を決めてください。

『耐えられない職種を避ける』⇒『適正のある職種をピックアップ』⇒『適正のある職種からやりたい職種を絞る』

③少しでも安定した、規模の大きな企業・組織を目指す

 ほとんどの人が離職するブラック企業は避けつつ、個人的適性・能力が生かせる職種をある程度絞ったならば、最後は、実際に受ける企業・組織を決める段階に入ります。

 現実的に入れるかどうか?は、さておき第一志望は、少しでも安定した、規模の大きな企業・組織を選んだ方がいいです。

 たとえ適正がある職種でも、昇給が殆ど無かったり、一定以上の収入が見込めなければ、長く続ける事は難しいです。安定した収入が望める事も、長く勤める為には必要な条件です。

 倒産のリスクが少なく競争が少なくリストラのリスクが少ない少しでも安定したホワイトな企業・ホワイトな組織ならば、収入も安定しているケースが多く、自主退職する人も少ない、つまり、長く安定して勤められる確率・可能性を確実に高める事が出来ます

 僅かな環境変化によっていつ倒産してもおかしくない零細企業、過当競争に晒され易い参入し易い業界の企業、社長に嫌われたらリストラをちらつかされるようなワンマン企業では、パワハラも起きやすく、自主退職する人も多くなり、つまり、長く安定して勤められる確率・可能性は低下します。

 当たり前ですが、安定したホワイトな企業・組織なら長く勤められる可能性が高いのです。

 また、規模は小さいよりは、大きい方が安定している可能性が比較的高いです。

 また、民間企業よりは、リストラがほとんどない公的機関の方が安定度が高いです。

 また、同じ公的機関でも、財務状況に違いがありますし、市役所より県庁の方が立場が強いです。

 また、分かっている人は分かっていますから、安定度が高いほど、その競争率も高く、そこに入社・入職する為には、それ相応の努力が必要になります。

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安定した規模の大きな企業・組織を目指すには、積み重ねた努力が必要

 安定した企業・規模の大きな企業ほど、入りたい人が多いのも事実です。

 現実的に受ける企業は、これまでコツコツ勉強してきた高い学歴の人ほど、就職活動を早い段階で意識して有利な資格・技術を身につけておいた先見性の高い人ほど、より安定して規模も大きい優良企業・優良組織への挑戦が現実的になります。

 学歴・資格・技術で遅れをとっている人は、現実的に可能な中で少しでも安定した企業・組織少しでも規模が大きな企業・組織を選んだ方が、長く勤められる可能性を少しでも高く出来ます

 気づきが遅く、努力の期間が短い人でも、今から、勉強・資格取得・就職活動に全力に取り組む事によって、少しでも安定した、少しでも規模の大きな企業・組織を目指してください。

あなたが目指すべき就職希望先を決める為の方法(笑ビー式就職志望先選定法)

 最後に 笑ビー式就職志望先選定法(①~③)をまとめます。

 ①ブラック企業を避けつつ、②個人的な適性に合った職種をある程度絞ったならば、③その絞った職種において、少しでも安定した企業・組織が、あなたが目指すべき就職志望先になります。

 『最初の就職』によってほぼ人生が決まります

 就職の目的は、長く安定して一定以上の収入を得る事です。

 長く安定して一定以上の収入を得るには、就職志望先を間違えない事就職志望先に入れる為に、最善を尽くす事です。

 仕事の大変さを少しでも知って、一年未満に辞めざるを得なくなるかもしれない危機感を持って、長く勤められる為に、様々なシミュレーションをして、就職を志望する職種を絞り少しでも安定した企業・組織を目指してください

 そして、目指すべき企業・組織が決まったならば、今度は、そこに合格出来る、そこに入れる、そこで働ける可能性を少しでも高める為に、最善を尽くす段階に入っていきます。

 幸せな人生を送りたいならば、仕事の本質を知り、危機感をもって、適切かつ現実的な就職志望先を選び、全力でそこに採用してもらえるように努力するのみです!

 

 ここまで、お時間を割いて読んで頂き、ありがとうございました。今後もあなたにとって、少しでも助けになれる情報提供を心がけます。別のページも、ご覧頂けたら幸いです。

 短期間で就職した先を辞める事は、本当に辛い事です。その可能性を少しでも低くする為に、あなたが大切に想う子供・学生・友達に、早い段階でこの情報を教えてあげて欲しいです。あなたのSNSにこページのリンクを張って、教えてあげてください。

笑ビー

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