「仕事を辞めたい」と悩んでいる人は、今、この日本に溢れるほど多数みえるでしょう。
私の実感ですが、就職した職場を1年以内で辞める人は、以前にも増して増加しています。3年以内に辞める人も増えているでしょう。
二人に一人、就職した人の半数近くは3年以内に辞めているのではないでしょうか。
奇跡と奇跡が偶然重なって生まれたあなたの貴重な人生。
もう二度と起こらないし、やり直す事も出来ない、唯一無二の人生。
限りある貴重なあなたの人生、あなたの時間を、なぜこんなに苦しみながら生きなければならないのでしょうか?
皆が認められ、皆が充実し、皆が対等に、皆が楽しく、皆が優しい気持ちだけで仕事に取り組めたならば、どんなに、どんなに幸せな事でしょうか。
しかし、現実はそんなに甘くないですよね。今、仕事を辞めたいと苦しみ、悩んでいる人ならば、なおさら、現実の苦しさ・もどかしさを実感している事でしょう。
そんな苦しみ、悩んでいる人が、幸せな人生を歩む為に、厳しい現実をお伝えしてから、その厳しい現実を生き抜く方法・ヒントをお伝えしますので、是非最後までお読みいただきたいです。
最初の就職先は、学生時代の集大成であり、残りの人生を左右するもの。
当サイトでは、何度もお伝えしている事ですが、最初の就職先により人生はほぼ決まります。
学生時代の貴重な時間を勉強に捧げて、それぞれの親は貴重なお金と愛情を捧げて、学生である期間を通して、人生が懸かった就職活動に励んでいる事になります。
いわば、『最初の就職先』とは、あなた自身もあなたの親も、様々な貴重なものを捧げて努力した結果であり、『学生時代の集大成』と捉えられます。
小学の6年間・中学の3年間・高校の3年間・(専門学校の3年間or大学の4年間)は、人生を左右する『最初の就職先』を掴む為の期間と捉えるべきです。
10年以上をかけて、様々な犠牲と代償を払って、必死に頑張って掴んだ就職先を、1年以内、3年以内に辞めるとなれば、「社会人として、人生の出鼻を挫かれた」との軽い言葉では済まない、大変由々しき事態です。
集大成である最初の就職先を1年以内に辞めるのは、学生時代の努力が水の泡になる
積み重ねた授業の時間・遊びたいのを我慢して勉強した時間・必死にくらいついたクラブ活動など、学生時代の全て出来事の集大成として『最初の就職先』があります。
そんな集大成である就職先をすぐに辞めるという事は、学生時代の頑張りが無駄になったと言われても反論出来ません。
そんな大変な事態が、日本の新社会人の半数近くに生じているのです。
数か月で仕事を辞める事になれば、その後も転職を繰り返す可能性が高まり、仕事自体についても、お金についても、結婚についても、家庭についても、健康についても、老後についても、ありとあらゆる面において、悩み苦しみ、後悔の日々を送る可能性が高まります。
〝最初の就職先〟によって、人生の勝ち負けが決まります。
こんな大事な〝最初の就職先〟について、学生も親ももっと真剣に考えなければならないはずです。
まずは、最初の就職を数か月で辞めてしまった際に待ち受ける地獄の状況を知っておきましょう。
数か月で仕事を辞めた人の地獄の顛末
数か月で辞めた人は、次の就職先も失敗する可能性が高い
最初の就職先を数か月で辞める事になれば、次の就職先も上手くいかない可能性が高いです。
その理由・そうなる過程をお伝えします。
そもそも最初の就職先を数か月で辞めるつもりで入っているはずがないですよね。
そこで10年以上はキャリアを積んで、そのままそこで定年まで勤めあげるか、もしくはよりステップアップした仕事に繋げられる事などを期待して、仕事に励もうと入社したはずです。
それなのに、仕事を始めて1年も経たないうちから「仕事を辞めたい」と真剣に考えている時点で、既にかなりストレスを抱え、追い込まれている可能性が高いです。
せっかく入った就職先を短期間で辞める訳にはいかないという義務感や短期間で辞める事への羞恥心を感じつつも、精神的には一杯一杯のギリギリの状態になってくると、身体が出社に拒否反応を示すようになり、部屋から出られなくなります。
一度このような状態になれば、その後に踏ん張って出社出来るようになっても、部署が変わらないのであれば、状況は同じなので、かなり高い確率で結局はまた出社出来なくなり、2回目で完全に心が折れて、退職する事になります。
私自身も同じような経験をしていますし、これまで苦しみ辞めた人を何人も見てきましたが、大体2回目に出社出来なくなる過程を経て辞めていっています。
入社して数か月で辞めるという事は、大抵の場合は追い詰められた精神状態ですから、辞めた後の的確なプランを描けている人はいないでしょう。
ましてや、良い就職先を決まっているという事もありません。
つまり、『精神的に追い詰められた状態で考えた偏った逃げ腰な計画』と『最初の就職先を数か月で辞めたというレッテル』という二つの大きなマイナス要素だけを抱えて、人生が懸かった次の就職先を探さなければならないのです。
余裕がない精神状態では、バランスに欠けた思考になり易く、転職を繰り返すレールに乗ってしまう
最初の就職先を3年未満で辞めるに至る過程では、『精神的に追い詰められた要因』が必ずあったはずです。
そんな精神的に追い詰められた要因に関しては、完全にトラウマ状態になっているでしょうから、とにかくその要因だけは絶対避けたい気持ちで、次の職を探す事になります。
暴力や暴言などパワハラがひどい職場だったならば、深層心理として、とにかくパワハラが無さそうな緩い職場を探そうとします。
長時間労働がきつく、寝れない職場だったならば、深層心理として、とにかく定時で帰れる事を優先して職を探そうとします。
低賃金で将来不安が強い職場だったならば、深層心理として、とにかく給料が高い職場を探そうとします。
パワハラや長時間労働が原因で辞めた直後の場合には、上昇志向的な気持ちは完全に萎えており、将来の収入よりも、今はとにかく無理せずに働きたい気持ちが強く、パワハラの無さそうな職場、もしくは派遣社員や契約社員など責任が少しでも軽い仕事を探そうとします。
そうなると、今度の職場では低賃金と将来不安に苛(さいな)まれながら仕事をする事になり、また辞めたい気持ちを抱えて仕事をする事になり易いです。
低賃金で将来不安が原因で辞めた直後の場合には、同じような低賃金の職場だけは避けようとして、とにかく最大月給が高く示された営業職や店長候補などのキツイ仕事に就く可能性が高くなりまうす。
そうなると、今度はパワハラや長時間労働に苦しみながら仕事をする事になり、また辞めたい気持ちを抱えて仕事をする事になり易いです。
ハローワークで紹介されている仕事の多くは、『仕事内容は普通だが低賃金もしくは期限付き社員』『高賃金だが仕事が滅茶苦茶にキツイ』のどちらかのパターンが多いです。
最初の就職先を数か月で辞めるに至ったトラウマがある直後は、とにかくそのトラウマとなった事を避ける事にだけ拘ってしまい、総合的に考えずに、『安い仕事』か『キツイ仕事に』飛びついてしまいます。
しかも、ハローワークには『安い仕事の求人』or『キツイ仕事の求人』が大半です。しかも、『安い』or『キツイ』就職先は、いつでも募集しており、簡単に入れてしまいます。
次の就職先も、ほぼほぼ『安い仕事』か『キツイ仕事』に決まるでしょう。
結局、『安い』or『キツイ』仕事が嫌になってまた辞めるか、もしくは、希望と人間性を捨ててただそこで働き続ける事になるのです。
数か月で辞めたレッテルを抱えて、安定したホワイト企業に入れる可能性は低い
転職を繰り返すレールを避けようと、『極端にキツイ仕事』『永遠に安い仕事』を避けようとすれば、安定した公務員を目指す・安定した大企業を目指す事は間違いではないです。
しかし、ただでさえ人気が高く、倍率が高く、入る事が困難な安定職に、『最初の就職先を数か月で辞めているというレッテル』は相当な重しになります。
筆記試験を通っても、面接試験で必ず問われるのです。
あからさまに訝(いぶか)しげな表情で、履歴書とこちらの顔へと視線を行ったり来たりさせながら、
「なぜこんなに短期間で辞めたの?」
「何が嫌だったの?」
「それは事前に調べて分からなかったの?」
「ここでも嫌な事があったら、すぐに辞めるの?」
「仕事は辛くても根気強くしないと駄目だよ!」
などと聞かれます。
面接官も良い人材を選択する事が仕事であり、良い人材を選ぶ責任があります。わざわざ短期間で辞めた人間をあえてリスクを冒してまで選ぼうとする可能性は低いです。
あえてリスクを冒して採用したのに、また短期間で辞められたら面接官の面目も丸つぶれですからね。
最初の就職先を数か月で辞めたならば、そのレッテルがあまりに重く、安定組織・安定大企業に正社員として再就職する事はとてつもなく難しい事になります。
何社も何社も落ち続ければ、気持ちも折れてきて、結局現実的にはハローワークに載っている『とてもキツイ仕事』か『永遠に安い仕事』に就く事になるのです。
これが、『最初の就職先により人生の8割が決まってしまう』からくりです。
最初に安定して長く勤められる企業に入れなければ、その後は茨の道なのです。
だからこそ、少しでも長く勤められる安定した職業を目指べきなのです。
《仕事をすぐ辞め、人生狂う人続出!就職志望先の選定基準は、長く勤められる事が最重要!》
《ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態1-恫喝・暴力編-》
《国力急落の日本で就活・転職するなら、安定一択。安定した仕事を目指せ!》
キツイ仕事を続ける地獄、低賃金地獄、転職を繰り返す地獄
精神的にキツイ仕事を続けていれば、ある程度精神的に強くなる面もあるでしょうが、それは同時に面の皮が厚くなり、人を傷つける事も平気になり、人間としては嫌な人間になっていく面が少なからずあります。
パワハラが横行する職場では、パワハラをされる側なら心も身体もボロボロにされ病んでいくでしょう。その職場で続けられるのは、パワハラを平気でやる側になるか、それを見ても平気な人でなければ続けられません。子供時代に虐めをしていた人やそれを見ていても平気だった人は、続けたらいいんじゃないでしょうか。
長時間労働が横行する職場では、短時間睡眠でも健康を害さずにいられる人ならば良いでしょうが、大抵の場合その結果は10年後、20年後にしか分かりません。短時間睡眠を長年続けた事が原因となり、脳梗塞や認知症になれば、その後の苦しみは想像を絶するものになるかもしれません。《短時間睡眠を続け、若くして脳出血を発症した人のお話。慢性的寝不足は病気・事故・後遺症で苦しむリスクを高める!》
普通の人なら、ブラック企業に入れば、3年以内に辞める事になるでしょう。そして転職を繰り返す事になります。
しかし、転職を繰り返す事は、心が相当に疲弊します。
まず、一つの職場を辞めるだけでも相当な苦労を要します。
仕事を辞める理由を何人もの上司や同僚に説明しなければなりません。その際には、残る人達が気を悪くしないように、言葉を選びながら時には嘘をついて説明しなければなりません。業務内容な多いほど、仕事の引継ぎ量も多いです。また、退職に伴う各種書類手続きもあります。
辞めた後も大変です。次の仕事を探す為にまた就職活動をマイナス状態からやり直しです。
しかも、転職すればするほどに、履歴書の欄には収まらないほどの経歴を記入しなければなりません。ながながと経歴を書き疲れて、最後に一字を書き間違えれば、最初からやり直しです。そして、面接でも辞めた経緯を全て説明し、納得してもらなくてはなりません。
さらに、転職を繰り返せば、いつも一番下の立場です。年下の若い人に頭を下げて、教えを請い、怒られて惨めな気持ちで、イライラ、ハラハラしながら、仕事を楽しめず、苦しい気持ちが多い状態で仕事を続けるしかないのです。
限界を迎える前に辞めて! 必死になれば挽回出来る
ここまで、数か月で会社を辞めたならば、その後にどんな大変な事が待ち受けているか? 一部ですけれども、お伝えしてきました。
これだけの厳しい現実が待ち受けているのです。
まずは、学生のうちから、最初の就職で長く務める事を目標に、出来る事は全て実践するくらいの気合いで取り組むべき事が分かってもらえたと思います。
《仕事をすぐ辞め、人生狂う人続出!就職志望先の選定基準は、長く勤められる事が最重要!》
《ブラック企業だけは絶対に避けて!恐怖の実態2-長時間労働編-》
《男も女も、安定・高給・休み充実の公務員・独占的大企業を目指すべき理由》
短期間での退職により、続けても地獄、辞めても地獄です。
この事を知り、ちゃんと想像が出来たならば、もしあなたがまだ学生ならば、学生の内に全力で努力すべき理由が痛い程に分かり、勉強・就活に対して本気で頑張れるでしょう。
既に、就職をして、苦しい立場・状況ならば、まずは、何とかそこで働き易く仕事が出来るように、自身の行動で改善出来る部分は改善(上司や同僚に認められるように努力するなど)し、3年頑張って、そこで得られるもの(経験・技術・人脈)を少しでも吸収し、もっと心も生活も安定して過ごせる再就職先のリストアップとそこに就職出来る可能性を少しでも高められる努力(資格取得・経験や人脈獲得)をしてください。
2回目の転職先は、もう失敗は許されない強い気持ちを持って臨んでください。
勿体ないと感じるなら、長期の休職や配置転換を依頼してみる。
今在籍している職場が辛く、辞めたい気持ちがあったとしても、短期間での退職が転職地獄に繋がり易い事を知っていたり、今在籍している企業・組織に入る為に、費やした努力や時間が大きければ、大きい程に、辞める事への抵抗感も大きいでしょう。
続ける事が難しい就職先が、誰もが羨(うらや)む公務員や安定大企業だった場合には、さらに辞める事への抵抗感は大きいでしょう。
頑張って掴んだ就職先ですから、辞めてしまうのが勿体ないと感じるのならば、長期の休職や配置転換を求めるのも一つの手です。
小規模の零細企業では、長期休暇などもっての他との空気がありますが、役所や中規模以上の企業ならば、長期休暇も取り易いでしょう。
もしも、長期休暇が認められないのならば、それは福利厚生が手厚くない証拠でもありますから、別に辞めるのが勿体ないような会社や組織ではないですね。
心を病んで最悪の結果になるくらいなら、数か月でも辞めた方が100倍幸せ
もしも、もう限界もしくは、限界が近いと感じたならば、心or身体が壊れる前に、すっぱり辞めた方がいいです。
どんなに強い人や明るい人でも、そうでない人でも、状況によっては一か月も経ずに精神を完全に病んでしまう可能性もあります。
最悪の場合は自ら命を捨ててしまう可能性だってあるのです。これは誰にでも起こり得る事です。
最悪の結果になったら、全てがそこで終わりです。家族もどんなに悲しむ事でしょう。
今どうしようもなく辛いなら、一端仕事を休みましょう。
会社に心が限界で出社出来ない事を正直に話してもいいですし、体調が優れずに出社できない一週間休まして欲しいと伝えればいいのです。
仕事の責任を感じるかもしれませんが、会社員の一人が体調不良で休んだくらいで仕事が回らないようなら、そんな状況で仕事をさせているその企業の責任です。
その企業の人が何と言おうと、それはあなたに責任を転嫁しているだけです。
辛いなら、無断欠勤はダメですが、「精神的に一杯一杯で一週間休ませて欲しい」と上司に電話で伝えて、会社を休んでください。
精神的な苦しさを話す事を恥ずかしがってはいけません。カッコつけずに、弱い自分をさらけ出せばいいのです。
そして、何もかも忘れて、ボーっと一日過ごして、長めに睡眠をとってください。
一週間後に出社して、頑張ってみても、やはり続けていく事が難しいと感じたならば、無理し過ぎずに、さらに長期の休暇を願い出て、その休暇の間に、部署変更などその職場で働き易くする為の方法を考えたり、別の職場への転職を検討するなどしてもいいかもしれないです。
どうしても無理ならば、その仕事を辞める手続きに入ってください。
安定の為に健康を大きく害するくらいならば、辞めた方が幸せになれる
当ブログでは、とにかく安定が重要であり、安定した職場への就職を推奨しています。
しかし、それは、幸せに生きる為の安定であり、健康に生きる為の安定です。
安定の為に、仕事にしがみついて、身体や心が壊れて、健康を害したり、幸せでなくなるならば、それでは本末転倒です。
健康や幸せを犠牲にしてまで、その仕事にしがみつく必要はありません。
無理をして身体や精神が壊れて、深刻な後遺症が残るくらいならば、辞めた方が幸せかもしれません。
ましてや、命を自ら断つくらいなら、即刻辞めた方がいいです。
最悪の結果に比べたら、安い賃金だとしても、派遣やパートだとしても、健康的に働ける場所があるならその方が100倍幸せです。
生活保護の支援を受けるとしても、生きていけるなら100倍幸せです。
見栄を捨てて、高望みを捨てて、貴重なその日を生きていける幸せを感じて、節約する事を楽しみ、節約して日常を楽しむ事に誇りをもてるようになれれば、幸せに生きられます。
仕事を辞めるのも色々面倒な手続きはありますが、思い通りにいかない仕事やストレスに苛まれる仕事を続ける事に比べれば、手続きを進める事は簡単に思えてきます。
最悪の仕事を辞める事が出来たならば、まずは心と身体の健康を取り戻せるようにしましょう。
まずは健康を。徐々に将来の為の出来る事をする。
その為に、まずは規則正しい生活を心掛けましょう。
無職だと焦っても良い事はありません。早寝早起きをして、バランスの良い食事をしっかり食べて、健康的に生活する習慣を身につける事が最初にすべき大切な事です。
心の余裕が出てきたら、当面の方針を考えましょう。午前中だけのパートの仕事を楽しんでもいいですし、ハローワークで職業訓練を受けてもいいでしょう。
危険なのは、焦ってブラック企業に入ってしまう事です。前職と同じような苦しい状況になる事は避けたいですが、かといって、安易に真逆の企業に飛びつくのも危険です。
当面すべき事と同時に、将来の事も冷静に、総合的に、考えていきましょう。
ある程度の危機感は持ちつつ、焦りは禁物です。
まだ、若いならば、まずは安定組織、安定大企業への就職可能性を探りましょう。《男も女も、安定・高給・休み充実の公務員・独占的大企業を目指すべき理由》《誇り高く、安心して定年まで働きたいならば、公務員・インフラ系大企業を目指そう!》
可能であれば、ある程度長めの期間を設けて、資格取得や資格に必要な学校入学と卒業も視野に入れる事も選択肢の一つとしてシミュレーションする事もしてください。
ただ難しい資格であれば、ある程に、その後の安定性は高まりますが、それを取得するのに必要な資金や時間や努力もそれ相応に必要ですし、才能も必要になるでしょう。その資格を取れないリスクもあります。
短期間で仕事を辞めたというハンディもありますから、安定組織・安定大企業への道は簡単なものではありません。
しかし、必死に調べてシミュレーションするところから努力を怠らず、安定組織・安定企業に入る努力を継続したならば、まだ若いうちならば、絶対不可能ではないです。
筆記試験で好成績をあげて、面接でそこに入ってそこで力を発揮したい熱い想いを伝え、短期間で辞めざるをえなかった理由をしっかりと伝えられたならば、公務員や独立行政法人の正規職員として入職出来る可能性はあります。
ただ、どんなに努力しても、それが叶わない可能性もありますから、まずは、安定組織を目指し、決めた期間内にそれが出来なかったら、それは諦めて、次善の選択肢として、少しでも安定した企業を目指す事も想定しておいてください。
これは最初の就職先を探す際にも言える事ですが、まずは安定組織・安定大企業を目指す。
そして、安定組織への入職が出来なかったならば、もしくは現実的に難しいと想定するならば、次は欲をかかずに、ほどほどに安定した仕事を目指してください。
ハローワークではブラック企業には本当に本当に注意する
安定組織・安定大企業が難しいからといって、単純にハローワークに記された最大月給が高い不動産などのノルマ系の営業・飲食チェーン店の店長候補・外国人労働者をこき使う怪しい仕事には手を出さない事が重要です。
目先の給料に欲をかけば、パワハラ・長時間労働系のブラック企業である可能性が高まってしまいます。
公務員などの安定組織・電力などの安定大企業が難しいならば、次は少しでも安定している企業を探すのが現実的です。
小企業よりは中企業。非上場企業よりは上場企業。誰でも出来る仕事よりは、限られた企業しか出来ない仕事。
もしくは、看護師など需要が確実で、給料も安定して高めの資格をとる事も良い選択肢になります。
ただ、目指す資格を考える際には、本当に気を付けて、時代の流れも考え、様々なシミュレーションをしておかないと、何年もかけて取った資格に足を引っ張られる可能性がある事も忘れないでください。
安定組織・安定大企業を目指しつつ、難しいからといって、欲をかき過ぎて成績連動型の営業などになびかないように、知らずに永遠安い企業に入らないように、短絡的に期限付きの仕事に飛びつく事は控えた方がいいかもしれないです。
冷静に、少しでも安定した企業・少しでも昇給がある企業(昇給無く永遠に安い企業もある)・少しでも長く働けそうな企業を、しっかり調べ、妥協すべきは妥協し、妥協してはいけない部分は妥協せず、妥協のバランスをしっかり考えて、最善でなくとも少しでも善い企業、現状の自分にとっての最善の企業を選択し、そこに採用される為に最善を尽くしてください。
しっかりとシミュレーションし、真面目に努力して、再就職が叶ったならば、そこでより快適に仕事が出来るように、人間関係を大切にして、少しでも役に立てるように努力すれば、長く務められ、幸せに仕事が出来る可能性が高まるでしょう。
また、どうしても社員としての仕事が難しいならば、パートやアルバイトや契約社員で、ご自身が心も身体も健康的に働ける仕事だってあります。ご自身が出来る範囲でその仕事を精一杯していく中に、楽しい事・幸せを感じられる事が必ずあります。
また、仕事をする事が困難ならば、遠慮せずに生活保護などの援助を受けてください。援助を受ける事をためらってはいけません、誰だって苦しい状況になる可能性はありますし、誰だってそれらを受ける権利があるのです。
短期間で仕事を辞めざるをえなくなったとしても、諦めずに、出来る範囲での努力を続け、見栄を張らず、慎ましく生きていく覚悟を決めたならば、どんな状況であろうとも、幸せに生きていける方法はあります。
どんな状況だろうとも、誰が何と言おうとも、あなたは幸せに生きる権利、誇り高く生きていく権利があります。
あなたが幸せを感じて生きられる事を強く願っています!
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笑ビー
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