《国力急落の日本で就活・転職するなら、安定一択。安定した仕事を目指せ!》にて、働く最大の目的は、生きていく為に、家族を養う為に、『お金を一定以上・安定して稼ぐ事』である事をお伝えしました。
その目的を見失い、目的から逸れてしまえば、当然『安定してお金を稼ぐ』という目的が達成される可能性は低下します。
だからこそ、迷わずに『安定一択』、『安定』を基軸にして、就職志望先を探すべきであるともお伝えしました。
今回は、不安定な企業よりも、断然、絶対に、『安定した企業・安定した組織(公的機関等)』を志望すべき切実な理由を、より詳しく説明します。
さらに、◎【安定した企業・安定した組織とはどんな企業なのか?】 ◎【少しでも安定した企業に勤められる可能性を高める為の方法】等、あなた自身が、あなたの最優先の目的である『安定した企業・組織に就職して、安定して一定以上のお金を稼げる』可能性を少しでも高める為にのマニュアルを少々お伝えしようかと思います。
優先すべきは、1安定 2才能 3興味(やりがい)
反論がある方もいらっしゃるでしょうが、信じる人だけが、信じてもらえれば結構です。
厳しい現実社会を、笑顔で幸せに生きる為には、長い目で見れば、安定した企業・安定した組織に就職して、その立場の恩恵は得た方が絶対的に有利です。
普通の人が、働く上での目指したい分野・業界を絞っていく過程で、優先すべき項目を重要な順に並べると、1に『安定』 2に『才能』 3に『興味』 となります。
生きる為に、安定してお金を稼ぐ事が目的なのだから、安定した企業を目指さないのは馬鹿げている
資産家の子息でお金が有り余って仕方がない人でもない限り、一般の普通の人にとって、『仕事をする第一の目的』は、『生きる為・誰かを養う為に、安定してお金を稼ぐ事』です。
そりゃあ、『地域の役に立つ為』とか、『自身の力を試す為』とか、『やりがいある仕事をする為』とかも、仕事をする目的の一つではあるでしょうが、【一番の目的】を一つだけ挙げるならば、『生きていく為にお金を稼ぐ』事なのは紛れもない事実です。
目的を達成する確率を少しでも上げる為には、カッコつけずに、正直に、『最優先の目的』=『お金を安定して稼ぐ事』であると認める事です。
本当の目的を正直に認め、目的を明確にする事で、目的を達成する為の正しい手段(自分が成すべき事)も明確になり、目的達成確率を高める事が出来ます。
生きる為に、『安定してお金を稼ぐ』為に働くのですから、『安定した企業』・『安定した組織(公的機関)』を目指すべきである事は、論理的に考えれば当たり前の事です。
特別な才能があるわけではない普通の人ならば、安定した企業・組織を目指す選択が最善であり、安定した企業・組織を目指さない選択は、目的から逸脱した、おかしな事・ふざけた事になります。
就職志望先を決める際の、優先順位付けとして、『安定して働ける、安定して生活に必要な給料を得られる事』が一番に優先すべき事になります。
『才能』があれば、『安定度』は上がり、『楽しさ・興味・やりがい』も高まる
その分野で『才能』があるほど、結果を出せる可能性は高まります。
才能があり、結果が出せる人は、組織が必要とするので、長く勤められる可能性は高まり、『安定』度も高まる事になります。
『才能』が無ければ、その組織で軽んじられたり、イジメられたりして、辞めざるを得なくなるリスクも高まりますから『安定』度は低くなります。
『出来るだけ自分の才能が長けた(自分の適正に合った)分野を探る事』が二番目に優先すべき事になります。
『安定』している組織で、『才能』が生かされる業界・職場ならば、定年まで働ける可能性は高まります。
需要の高いレアな資格を有する事も『才能』と言えます。
その組織で働く上で、『才能』があれば、物事をうまく進められ、その組織で出世もし易く、自分の想いを実現し易く、結果的に、『やりがい・興味』が満たされ易くもなります。
『やりがい』があっても、『安定』と真逆のブラック企業では、『やりがい』など感じられなくなり、好きだったものも嫌いになる。
『安定』と真逆のブラック企業ならば、どんなにやりがいや興味のある分野だとしても、ほとんどの人が遅かれ早かれ辞めざるを得なくなります。
ブラック企業に耐えうる『才能』があれば続けられるかもしれませんが…。
テレビ番組の制作会社の社員はその典型です。
『やりがい』『デカい夢』『有名人と仕事が出来る』などの刹那的な欲に惑わされて制作会社に入社したものの、テレビ局の職員に虐められ、寝ずに働かされて、病気になるか、年を取って、捨てられる人が大半です。
まともに続けられるのはナスDくらい破天荒で、睡眠をとらずに仕事が出来る極極稀な才能の持ち主くらいでしょう。
普通の人間は絶対に手を出してはいけない分野・業界です。
どんなに好きな分野の事でも、睡眠も十分にとれず、虐げられ続ければ、好きなままではいられなくなり、嫌になります。
普通の人にとっては、堅実に、第一に『安定』・第二に『自分の能力・適性』を優先して進みたい分野(就職志望先)を絞るべきです。
『安定』・『自分の才能(能力・適性)』項目が満たされる事が大前提で、なおかつ『自分のやりがい・興味』のある分野があるならば、そこを選べばいいのです。
『やりがい・興味』は一番後回しにすべき項目です。
普通の人は企業・組織に属さずに、生活費を稼ぐ事など出来ない!
すごい資産も才能もない、普通の人が、組織に属さずに、まともにお金を稼ぐ事など出来ません。
新規企業の大半は倒産しています。つまり、ずば抜けた才能や莫大な資産的余裕でもなければ、個人が起業しても大抵の場合上手くいかないのが現実です。
独立して上手くいくのは、組織の中でずば抜けた結果を出せた人や、豊富な人脈を築けた人です。
最初の就職先を検討する際には、基本的に既存の企業に属して、その組織の中で働く事を想定してください。
どうしても個人でやりたいのなら、組織の中で図抜けた才能を示し、経験を積み、人脈を築き、アイデアを練り、高い確率で成功出来るシミュレーションが出来てから、始めた方が身のためです。
所属する組織の目的に沿(そ)いつつ、与えられた仕事の中に『やりがい』を見出す
組織の中で働くという事は、組織の目的の為に働くということです。
『組織の目的』=『自分の想い』が常に一致するとは限りませんし、組織がいつも正しいとは限りません。
それでも 組織の中で生きていく為に、自分の正義や自分の考える最善を押し殺してでも、忖度し、 組織の目的に沿った範囲内での自分の意見を出し、客観的には悪い事でも自分は正しい事をしていると思い込み、組織の中で上手く仕事を前に進める必要があります。
自分のやりがいの為に組織が存在するのではないです。
組織の目的の為に、あなたが歯車として存在するのです。
組織の目的にとって、あなたが有用であれば、重宝されるでしょう。
逆に不要であれば、きつく当たられる事も増えます。
最初から仕事に『やりがい』を求めるのではなく、自分がすべき仕事において、その中で『やりがい・興味』を見出して、努力する事によって初めて、組織の中で自身の実力を発揮し、結果的に誰かの役立てる事になり、『やりがい』を実感出来るようになります。
『やりがい』が最優先ならば、ボランティアでやればいい
就職活動をする学生がアピールする志望動機は、『やりがい』『興味』『役に立ちたい』『挑戦』などでしょう。
これも全く嘘ではないでしょうが、就職活動の真の目的は、『お金を一定以上・安定して稼ぐ事 』なんです。
だからこそ、比較的安定して一定以上の給料を得られる正社員・正規職員を目指すのです。
本当に人に役に立ちたいだけなら、無償でボランティアをすればいいんです。
「お金を稼ぐ為」と、真実は口に出せば軽蔑されるので注意!
しかし、日本では、お金の為に働くと正直に言ってしまえば、金に汚い人間・金の亡者などと思われてしまいますので、絶対に口に出してはいけません。
社会では、嘘がばれても信用を失いますが、正直にさらけ出し過ぎても信用を失います。
就職活動における面接で「お金を稼ぐ為」などと正直に言えば落ちる可能性が高いでしょう。
面接では、自己暗示してでも、志望動機は『やりがい』『興味』『役に立ちたい気持ち』『挑戦』なのだと、前向きな動機によって志望しているんだと思い込み、心の底から前向きに話せるようにしておきましょう。
占い師は、嘘を言っていても、嘘を言っている後ろめたさなど微塵も感じずに、嘘ではなく真実だと思い込んで発言している面があります。
嘘だとしても、本人が本当だと思い込んで発言すれば、それだけで信ぴょう性が格段に上がります。
「本当の想い・考えとは違う発言をしている」などと後ろめたさを感じながら話せば、それは聞き手に伝わりますから、嘘だとばれ易くなります。
真の目的は『安定してお金を稼ぐ事』ですが、面接などで人に話す時には『やりがい』『興味』『役に立ちたい』『挑戦』なのだと思い込んだほうが、魂のある言葉を発する事が出来、聞き手(面接官)の心に響きます。
仕事をする真の目的は、長い人生をより快適に生きていく為に、家族を養う為に、『安定して一定以上のお金を稼ぐ為』だという事をはっきり自覚して、安定を求めて、就職希望先を絞り、決めてください。
その上で、面接や履歴書で動機をアピールする際には、お金の為などと口が裂けても言わないようにし、『やりがい』『興味』『役に立ちたい』『挑戦』だと思い込んで、動機を伝えてください。
「お金の為に」と正直に言わないようにした方がいいのと同様に、「安定の為に」とも、面接では言わないようにしましょう。
お金を稼ぐ事にのめりこめば、お金で失敗するリスクが増す
『やりがい・興味』よりも、『安定してお金を稼ぐ事』が大事といいましたが、『安定』を忘れてただ『お金を稼ぐ』事に執着してしまっても目的から逸れているので、目的は達成されません。
例えば、血気盛んなベンチャー企業と安定した大手優良企業の2つの内定を貰ったならば、ベンチャーで一発当てようとするよりも、大手企業や大学の研究室で開発・研究する方が、大儲けは出来なくても、安定した収入が得られる可能性は高いです。
不安な状況で焦って研究するより、精神的に余裕をもって取り組んだ方が良い成果が出易く、結果、日本・世界の為に貢献出来る可能性も高まるでしょう。
欲を出して『大儲け』・『贅沢』を求めて無理をしては、おのずと『競争に勝つ為の代償(健康等)』・『成果が出せずに収入激減・解雇・倒産』・『大きな借金を抱える』などのリスクは確実に増します。
快楽は一時的だが、苦しみは長く続く。『快の追求』より『苦の回避』を目指せ!
人間が快を感じられる刺激の強さ・時間には限界があり、快も続けば快では無くなります。快楽は一時的なものでしかないです。
一方、借金・貧困・過労による病気の苦しみに限界は無く、死ぬまで続く事も多いです。
快は一瞬、苦しみは長いのです。
無理して、欲深く、お金を稼ごうとしても、可能性は薄いでしょうし、無理した代償により、長く苦しむ可能性が高まるだけです。
成果主義は、不安定さの象徴。成果主義には、残酷な落とし穴がたくさん。
成果主義と聞くと、学生ならば、「頑張った分だけ報酬が貰え、公平に評価される」などとイイ感じに想像するかもしれませんが、これこそ自分に都合の良い事しか想像せずに、失敗する典型です。
成果主義で大きな成果が出せるのは、「類(たぐ)いまれな才能があるか」 「他の人より長時間働いて成果を出すか」 「誰かから奪って成果を出すか」 「犯罪すれすれで成果を出すか」 いずれにせよ、何も犠牲にせずに簡単に大きな成果を出すなどは非現実的です。
ただでさえ仕事をするというのは、大変なのです。競争が激しい、成果主義の色合いが濃い世界ほど、その残酷さは確実に増します。
たとえ、万が一(万分の一の確率で)大勝ちして、贅沢して得られる快は一瞬ですし、寿命が大きく延びる事もありません。
競争が激しい世界では大半の人間はいつか負けます。勝ち続ける事はほぼ無く、大きく負ける時が必ずきます。
成果主義が色濃い業界では、結局は大半の人は、疲弊し、破れ、転職を繰り返し、長い苦しみの中で生きていく事になります。
成果主義は求める『安定』とは真逆の『不安定』の象徴のようなものです。
中年・高齢になれば、長時間労働・激しい競争・プレッシャーなどへの耐性は低下する
競争の激しい世界でも、若いうちならやっていけるかもしれません。
しかし、年をとるほどに体力も・知能も・精神力も低下します。
年をとる毎に長時間労働・激しい競争・プレッシャーにも耐えられなくなります。
中年・高齢者になって激しい競争に耐えられる体力があると思いますか?中年・高齢者になって激しい競争に負け続けて穏やかでいられますか?
競争社会で生きていくならば、若いうちにブッチギリの成績を収めて、貯金をして、地位を築いておかないと、年をとってから悲惨な事になります。
それ程の才能がある人ならば、スカウトなど周りが放っておきませんから、勝手にヘッドハンティングしてくれます。
自分から成果主義に向かうのは、自ら地獄に赴くようなものです。
成果主義の色合いが濃い業界は、ギャンブルのようなもの
特別な才能も無いのに、自分から成果主義の色濃い競争の激しい世界へ行くのは、博打(ばくち)と同じです。
成果主義の色合いが濃い業界ほど、ブラックな企業が多いです。
成果主義の色合いが濃い業界ほど、早期の離職率は高いです。
安定してお金を稼ぐ事が目的だったはずなのに、わざわざ成果主義の企業に入る事は、全く目的に反した行為です。
『安定して給料を得る』目的を忘れて、『やりがい』や『成果主義』に流されて就職活動をすれば、転職を繰り返し、安定してお金を稼げる幸せな状態とは真逆の人生を送る事になるでしょう
特別な才能が無い人ほど、安定を求めるべき
際立った才能がある人は、こんな『安定』に囚われずとも、その才能を生かせば、十分な収入を得られるでしょう。
しかし、そうでない大半の普通の人は、『不安定』な企業に入社し、『社会の理不尽さ』・『埋まらない格差』・『最初の就職先の重要性』を自身の身で実感してから、初めて『安定』の貴重さを真の意味で知る事になります。
格差に気付いた時には、ほぼ手遅れで、今後さらに格差は広がります。
手遅れになる前に、今から『安定』の貴重さに気付き、少しでも安定した企業・組織に入る為の努力をすべきです。
不安定な職場で働く人は不幸になり易く、安定した職場で働ける人は幸せになり易い⁉
決して、確実な事ではありませんし、そうでないケースもたくさんありますが、傾向としては、
『不安定な企業』⇒『人生の幸せ度DOWN]
『安定した企業・安定した組織』⇒『人生の幸せ度UP』
これが、長年、色々な立場の人を見てきた私の結論です。
もう、こうれは『安定』≒『幸せ』の法則と言っても過言ではありません。
『安定』こそが貴重である理由
なぜ、私がここまで『安定』に拘(こだわ)るか?
それは、これまでの転職を繰り返し、何十年と働き、様々な方々とお会いし、お話を聞かせてもらいましたが、『安定企業・安定組織に勤めている人』と『零細企業で働いている人』では、あまりに生きる環境が違い、残酷な程の格差がある事を、嫌という程に目の当たりにしてきたからです。
同じ兄弟でも、大手優良企業に勤めている方は大抵結婚していて、立派な家を建て、幸せそうな家庭を築いていました。
一方、零細企業に勤めている方の多くは実家暮らしの独身でした。
近い遺伝子を持った、同じ兄弟なのに、理不尽な程の兄弟格差の要因は、『安定企業』『安定組織』に勤めているかどうか? ここに全てが懸かっているとしか思えません。
結婚願望があるなら、安定企業・安定組織を目指せ
零細企業勤めの人に比べて、大手優良企業・役場に勤めている人の結婚している確率は明らかに高いです。
結婚している方が幸せという訳では、決してありませんが、安定企業・安定組織に勤めている人の方が、零細企業に勤めている人よりも、結婚している割合は明らかに高いです。
結婚願望があるなら、安定している企業・組織を目指せば、目的を叶えられる可能性は高まります。
安定企業・安定組織に勤めている人の結婚率が高い要因は、お金・時間・健康面・気持ちなど様々な面で余裕があり、一緒になれたら幸せに生きられそうだから、結婚したいと思われる可能性も高くなるのでしょう。
余裕が無く、ギリギリの状態の人と結婚したいと思いますか?
老後の幸福or地獄の岐路も、安定した企業への就職に懸かっている⁉
結婚する事だけが幸せではありません。
結婚しなくても、『安定企業・組織』で長く勤めあげ、貯金・退職金・年金が十分あれば、それだけでも幸福度は上がります。
老後に、子供など頼る人が居なくとも、姪っ子や甥っ子に通院介助などを頼む際に、ある程度のお金があり、お小遣いでも渡せられたならば、姪っ子や甥っ子も喜んで助けてくれるでしょう。
一方、一生懸命に働いてきてたのに、ワーキングプア企業だったり、非正規社員だったりで、貯金・退職金・年金も僅かしかないならば、老後はかなり辛いものになる可能性が高いです。
頼れる人もおらず、遠い親類に助けてもらっても、お金を渡してあげる事も出来なければ、ただただ迷惑をかけているだけだと深い負い目を感じ、申し訳ない気持ちでいたたまれなくなるでしょう。
生活保護を受け、奥さんも子供もおらずに、死んだ兄の嫁に、掃除や通院等を世話してもらっている人がいました。
その方は、その兄嫁に「何で私があなたの面倒をみなきゃいけないの!」「エアコン効きすぎじゃない?どこにそんな余裕があるの?」などとガミガミ言われるも、これからも世話にならなければならない負い目もあって、黙って頷くだけでした。
辛そうで可哀そうで、見てられませんでした。
ある介護施設の入所判定会議にて『お金無い・身寄り無い人』のケースでは、看護部長は「こんな人に入られても困る」と言い、定員が一杯だと嘘をついて、入所を断っていました。
お金も身寄りも無ければ、身体が動けなくなった際の行く先もなかなか見つからずに大変です。
だからこそ、せめて、せめて、お金があれば。老後に貯金があるかどうか?これは、本当に、本当に、切実に、重要なのです。これが現実なのです。
女性も安定企業・組織に勤めるメリットは大きい
これは、女性にとっても同じです。
安定企業に勤めている、もしくは勤めていた女性は、その安定した職場の男性と結婚して、経済的ににも恵まれ、心のゆとりも感じられ、とても幸せそうに生活されている方が多かったです。
余裕があるので、人に対しても優しい人が多かったです。
あなたの就職先によって、家族の人生は大きく左右される
安定した企業で働けたならば、経済的にも、精神的にも、ゆとりが出来るので、親孝行も出来、家族関係は良好になり易いでしょう。
一方、不安定な企業ならば、経済的にも、精神的にも、ゆとりはなく、親孝行どころか心配や迷惑をかける事が多くなり、家族関係もギスギスしたものになり易いのではないでしょうか。
就職先次第によって、自分だけでなく、家族の人生に与える影響も、とても大きいです。
『就職志望先』・『後々就職志望先に影響するであろう志望校』の判断は、自身だけでなく、家族の人生にも大きな影響をを与えるのですから、どこを目指すのか?等の判断は、何十年にも及ぶ自分と家族の生活、その重みを感じて、適当に決めずに、家族で話し合い、万全の検討をしてから判断すべきです。
目指す所が決まれば、目指す所へ近づく為の適切な努力が出来る
働く目的(『安定してお金を稼ぐ』)を明確にし、優先順位(①安定 ②才能 ③興味)も明確にする事により、自分の目的に適(かな)った、目指すべき職場(志望する職種・業界・企業・組織)を決める事が出来ます。
目指すべき職種・業界・企業・組織が絞れたならば、そこに採用される可能性を高める為の大学・高校・資格も明確になり、自分が成すべき事も見えてきます。
安定した企業・安定した組織とは?
一概には言えない部分もありますが、
安定した企業・組織とは、
『過当競争にならない企業・組織』、
『少しでも独占的な企業・組織』、
『自身が長く勤められそうな企業・組織』、
『多くの人が長く勤められそうな企業・組織』、
『福利厚生がしっかりした企業・組織』、
『安定して一定以上のお金を稼げる可能性が高い企業・組織』などです。
突出した才能が無い人こそ、自分を過信せずに、安定した企業・組織(公的機関)を目指してください。
安定した組織に入る為の努力は、幸せな人生を送れる可能性を確実に高めてくれます。
安定こそ神です。
安定企業・組織に入れなかったならば、その対策
ただ、いくら努力して勉強・就活しても、全員が大手企業・役所に入れる訳ではないです。入れるのは一握りの人です。
大手企業・役場に入れなかった場合には、
①『期限を決めて大手企業・役場への正社員・正規職員としての就職を挑戦し続ける』
②『大手・役場に入り易くなる資格取得に挑戦する』
③『大手・役場に転職出来る可能性を高められる経験が出来そうな企業に入る』
④『大手ではないが比較的競争の少なそうな優良中堅企業への就職を目指す』
⑤『現実的に内定を貰った中小企業の中でも、少しでも安定した企業を選び、そこで堅実に一生懸命長く働く』
⑥『零細企業だとしても、早く結婚して共働きで、親の協力を得て、二人の稼ぎで頑張る』
⑦『零細企業で年収300万円が定年まで続くとしても、節約のプロになり、節約を楽しみ、老後の為に貯金・分散投資を堅実に行う』
など、その時の情勢・家庭の事情・自身の能力などを現実的に、総合的に分析して、少しでも安定した企業・組織に入れる可能性を高める事を優先して判断・行動してください。
もしくは、現実を受け入れて、現実の中で贅沢せずに堅実に仕事と家庭の為に努力する、など諦めずに、自暴自棄にならず、最善の判断・堅実な努力を続けて欲しいです。
諦めずに、努力を続けたならば、思い通りではなくとも、堅実に努力を続けた事に誇りが持て、真面目に努力を積み重ねられた幸せな人生だったと思えるかもしれません。
笑ビー先生の独断で、安定度による5段階分け
ちなみに、私の独断で、安定度を5段階で表すと、
(A)公務員・国所管の認可法人・独立行政法人・地域独占大企業、
(B)優良大企業・独占度高め企業、
(C)全国規模の中堅企業・その地方での優良企業、
(D)零細企業、
(E)大中零細企業に関わらずハローワークでいつも募集している企業・ブラック企業。
就職で人生決まる。仕事・人生について、地道に調べ、想定する
『人生』は『就職』で8割決まります。
『就職の成功』は『安定を求めた正しい判断』と『努力』で8割決まります。
迷ったら、分からないなら、まずは、自分で徹底的に調べ、信頼のおける人に相談して、それらを参考にその会社に行って30代・50代・80代の自分がどうなっているか? 順調なケースも、最悪のケースも、楽観し過ぎず、悲観し過ぎず、シミュレーションして、自分の責任で結論を出してください。
どうしても判断がつかない、迷いの答えが見つからない時には、進みたい分野の企業の中で、もしくは進みたい分野に拘らず、『少しでも規模が大きい』 『少しでも過当競争が少ない』 『少しでも昇給率が安定している』 『少しでも早期退職が少なく定着率の高い企業(定年まで働けそうな企業)』であるかどうか? これらを目指す企業を絞る際の目安・内定を貰った企業の中から実際に決める目安にしてはどうでしょをうか?
また、文系か理系か迷ったら、理系を。 総合的か専門的なを迷ったら、専門的を。 興味・やりがいよりも、需要があるか?安定しているか?を重視。
今後の情勢を鑑みて、その技術・資格の需要が増えるか? その技術・資格を持っている人が飽和状態になって技術・資格が足を引っ張らないか?
『需要』と『希少性』は非常に重要です、これを見誤ると、就職もすごく不利、給料もすごく不利。先見性良く判断出来れば、就職すごく有利、給料もすごく有利になります。
また、その技術・資格を得るまでの『時間』・『費用』・『労力』・『リスク』・『実現可能性』の見極めも重要になります。
生きていく為に働くならば、『安定』が一番重要
人間が生きていく為に働くならば、『給料が一定以上得られ』 『定年までその仕事を続けられる可能性が高く』 『健康的な労働環境で働ける』、つまり『安定』した組織で働ける事が最も価値の高い事なのです。
『現実離れした理想・正義感に流される』・『世の中は公正だとの勘違い』『努力すれば、競争に勝てるとの過信』・『今の欲望に負ける」これらのような、今の一時の感情に流されれて行動・就活・仕事をしていては、この厳しい格差・競争社会を上手く渡っていけるはずがないです。
好きな事・興味ある事があるならば、ホワイト企業のゆとりある休日に楽しむのが一番
好きな事、興味ある事でも、仕事にしてしまえば、『売り上げ』や『上司からの評価』がつきまとい、責任やプレッシャーばかりが大きくなり、『好き』も『興味』も減退して、嫌いになるだけです。
特にブラック企業に勤めてしまえば、仕事と上司に追い詰められ、身も心もボロボロになって疲れきり、『好き』や『興味』など考える余裕すらなくなるでしょう。
好きな事、興味ある事があるならば、福利厚生・休日がしっかりとれる安定したホワイト企業に就職し、豊富な休日に思う存分楽しめばいいのです。
学生時代の正しい努力は、社会に出てからの努力より、結果に反映し易い。つまり努力が報われる割合大きい。だから今、勉強で努力する事が論理的に最も効率が良い。
公正では無い世の中だからこそ、有利な立場を確保出来るように努力しなければ、どんどん不利な立場に追いやられます。
不利な立場ほど、努力が報われない仕組みだから、格差が広がるのです。
純粋に努力が報われるのは、受験・就活までです。その後、社会に出れば立場・地位・権力・元々の才能が幅を利かせる世界です。
誰かの犠牲・命を削っての代償をもってしも格差はなかなか埋められません。格差は広がるばかりの世界です。
ブラック企業で仕事をし過ぎて過労で本当に死ぬ事が結構あります。実際に死ぬまで努力しても、お客さんから契約全然してもらえない事もあります。
仕事では本当に死ぬほどに頑張り、働きづめでも、結果が出ない・努力が全く報われない事も多々あります。
一方、勉強し過ぎて死んだ話を聞いた事ありますか?
実際は睡眠削って勉強すれば、効率が下がるので、6時間~7時間30分の睡眠は確保しつつ、それ以外の時間を必死に勉強を継続すれば、成績は必ず上がるし、難しい資格だって取れます。
仕事は報われない事多いですが、勉強は頑張れば頑張った分だけ報われるんです。
報われる勉強を頑張って、この勉強を生かして、少しでも努力が報われる職業(つまりブラック企業でなく、少しでも安定した仕事)に就く。
論理的に考えて、これが一番効率の良い生き方ではないでしょうか。
厳しいこの社会を、浅はかに、非論理的に、非効率に、生きていては、長い人生を苦しみ・悔いる可能性がどんどん高まってしまうんです。
少しでも『安定した立場』を手に入れ、人生を有利に進める為に、自身にとって少しでも安定した目指すべき業界・企業・組織を絞る努力、そこに入れる為の勉強・就活の努力をすべきです。
努力が報われる今、学生のうちに努力のチャンスを怠り、最大のチャンスを逃せば、社会人になってからどんなに足掻(あが)いても、這い上がる事は難しいです。
危機感を持ちつつ、努力が報われる今の貴重な努力のチャンスの時間を活かし、幸せな人生への道を一歩一歩進められる喜びを噛みしめて、方針決定・勉強・就活への努力に励んで欲しいです。
ここまで、お時間を割いて読んで頂き、ありがとうございました。今後もあなたにとって少しでも助けになれる情報提供を心がけます。別のページも、ご覧頂けたら幸いです。
このページの内容に共感を頂けましたなら、あなたの大切な人に、このページのリンクをメールで教えてあげてください。ただ、あなたのライバルが覚醒して勉強・就活して、その地域の貴重な安定枠を搔っ攫っていくかもしれませんから、あなたのライバルになる人には、教えない方がいいもしれないですね。
笑ビー
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追伸
少しでも『安定』した職場を目指し努力しても、第一志望が叶わない方が圧倒的に多いです。悲しいですが、この世の多くは片想いで出来ているんです。
『安定』を目指して、調べ、良い事・悪い事をシミュレーションし、真面目に努力を続けたならば、最終的に入れた職場が、あなたが出来る最善を尽くして、入る事が出来た誇るべき職場なのです。
そこがたとえ零細企業だとしても、他の会社より安定している、他の会社より自分の才能が生かせると判断出来る何かがあったからあなたが志望し、会社側からも受け入れてもらえて、両想いになれた貴重で有難い職場なのです。
与えられた状況の中で自分が出来る事・すべき事に集中し、仕事に魂(たましい)を込めて取り組めば、その仕事を通じて、誰かの役に立つ為に考え・工夫するようになり、仕事の目標も立てられ、真面目に取り組んだ結果として、自(おの)ずと『興味』が湧き、『やりがい』も感じられるでしょう。
入るまでは入る為の努力をし、入ったらそこで働く事に気持ちを切り替えてください。上を見ればキリがありません。
自分より『安定』の恩恵を受けている人はたくさんいますが、『羨(うらや)んだり、嫉妬したり、自分が損している』などの僻(ひが)んでも仕方がありません。
『僻み』が大きくなれば、客観的に見れなくなり、正しい判断の妨げになり、失敗が増えます。
無駄で、害でしかない『僻み』を忘れ、会社の人達と仲良く出来る努力をし、会社に貢献する努力をし、その職場で少しでも『安定』した立場を作り、長く勤められる事に努力のベクトルを向けていきましょう。
あなたよりもずっと辛い立場でも、コツコツ努力を続けている人はいます。
苦しい状況ならば、多くを望まずに、一つ一つ出来る事に取り組むしかないです。
それでも、どうしても、その職場で働き続ければ、心・身体を壊してしまいそうならば、休職・転職なども検討してください。しがみついて、自殺が一番、一番勿体ないです。
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