不織布マスクの節約。使い捨てマスクを手洗い、1 週間活用法。

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 新型コロナウイルスの影響で、マスクをする習慣が定着しています。

 使い捨てマスク一枚、数十円の事とはいえ、毎日使って、一日一枚ずつ消費すれば、一年365日で1万円以上の出費になると考えると、毎日捨てるのは勿体ないですよね。

 何度も洗える布マスクを使用するのも一つの選択肢になりまが、布マスク不織布マスクに比べて、目が粗くウイルスの遮断効果は不織布マスクに劣ります

 その辺りを含めた不織布マスクをお勧めする理由、不織布マスクの手洗い方法などをご説明しますので、是非とも最後までお読みください。

エアロゾル感染・空気感染が懸念される状況では、不織布マスクがお勧め

 コロナウイルスが流行し始めた当初は、「空気感染はしない、飛沫感染に気を付けるように」と言われていました。

 ただ、ライブハウスなど密集・密閉空間ではエアロゾル感染の可能性はあるとも言われていました。

 エアロゾル感染とは、エアロゾルと呼ばれる気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子にコロナウイルスが付着し、粒子に付着したコロナウイルスは空気中を漂い、それを吸い込む事で感染する事です。

 エアロゾル感染は、飛沫を直接浴びなくても、同じ空間内の空気を吸い込むだけで感染する事になるので、空気感染とほぼ同じような感染と言えます。

 現在は、当初のコロナウイルスより感染力が格段に増している変異ウイルスがまん延し、猛威を振るっています。

 ショッピングモールのような広い空間でも、ある店舗の店員から、近場の店舗の店員へと感染者が増えていく現象がありました。

 これは、密集・密閉空間でなくとも、直接話して飛沫を浴びてなくても、同じ空気を共有していれば感染する、つまり、状況的には、空気感染している可能性が高いと考えられます(ただ、空気中に浮遊するコロナウイルスが、それぞれの店舗の物に付着して、物に付着したウイルスに触れた手で、目や口などの粘膜にも触れて感染する接触感染の可能性も0ではない)。

 呼吸しているだけで感染するエアロゾル感染・空気感染が懸念される状況において、少しでも感染するリスク・感染させるリスクを軽減させる為には、布マスクではなく、不織布マスクを使用した方が良いです。

 せっかく、蒸し暑く、息苦しい想いを我慢して、マスクをつけるのであれば、感染のリスクを少しでも減らしたいはずです。

 空気感染・エアロゾル感染のリスクを減らしたいなら目の細かい不織布マスクを選んだ方がいいでしょう

 ただ、不織布マスクを毎日交換するのは、費用がかさむので、経済的ではありません

 そこで、提案したいのが、不織布の使い捨てマスク毎日洗って一週間使う方法です。

 基本的に使い捨てマスク(不織布マスク)は一回使用して捨てるものですが、一つの使い捨てマスクを大事に使っていきたい人は、是非とも不織布マスクを毎日洗って最大7日間使う方法を試してみてください。

 一週間使う事に抵抗があったり、マスクのストックに余裕があるのでしたら、7日使わずとも、洗って2日、3日活用するだけでもマスク出費半分三分の一にする事が出来ます。

泡立った状態で出てくる泡ハンドソープ・泡ボディソープがお勧め

 マスクを洗う際には、プッシュすると、泡立った状態でソープが出てくるタイプ泡ハンドソープないし、泡ボディーソープがお勧めです。

 これはマスクを手洗いする際に、プッシュ式で速やかに洗い、いち早くウイルスを撃退する為です。

 ソープ(石鹸)には界面活性剤が含まれていますので、 もしマスクにウイルスが付着していたとしても、 石鹸で洗えばウイルスの膜を分解して、ウイルスの多くを機能不全に(不活化)出来ます。 

不織布マスクを正しく洗い、正しく乾燥させる方法

 マスクを手洗いする際に重要なの事は、『洗う順番』『完全に乾燥させる事』です。

 マスクに付着した菌やウイルスを自宅で増殖させずに、素早く、清潔に洗う方法・順序を説明していきます。 

①マスクを外す

外出から帰ったら、余計な事はせずに、真っすぐに洗面所に向かってください。

 洗面所につきましたら、すぐにマスクを外します

 マスクの表面には触れずに、耳にかけた左右のゴムに手をかけて、ゴムだけに触れてマスクを外します

 顔から外したマスクをシンク・洗面ボウルにポイと落とします

②手を洗う

 次に、蛇口をひねり、流水で手を洗いハンドソープを両手全体に馴染ませながら手をしっかり洗って、水ですすいでください。  

 まずは、手に付着しているかもしれない菌・ウイルスを洗い流します。

③顔を洗う

 手を綺麗にしたら、次に、水で顔を洗い、次にハンドソープで顔を洗って、そして水ですすいでソープの泡を洗い流してください。

 顔に付着しているかもしれない菌やウイルスを取り除く為に、顔を洗います。

もう一度手を洗う

 顔を綺麗に洗ったら、もう一度、ハンドソープで手を洗ってください。

 これは、顔を洗った際に、顔に付着していたかもしれない菌・ウイルスが手に付着したかもしれないので、念のためにもう一度手を洗い、手を清潔にします

⑤口をすすぐ

 手⇒顔⇒手を洗った後は、水で口をすすぎます

  まずは水を口に含み、ほっぺの左右を片方ずつ膨らましたり、凹ませたりして、口の中で水をクチャクチャと動かして、口の中で水を動かしてから、水を吐きだしてください。

 口をすすぐ事で、口腔内の菌・ウイルスを外へ吐き出します

 口をすすがずに、うがいをしてしまえば、口腔内の菌・ウイルスを喉の奥まで流してしまう可能性があるので、ガラガラうがいをする前に、口をすすぎます。

⑥うがいをする

 口をすすいだ後、もう一度水を口に含ませて、今度は顔を天に向けて、ガラガラと、うがいをします

 うがいをする事で喉の奥(咽頭)にまで達していた菌・ウイルスを水によって外へ吐き出します

 ここまでの『手洗い』『顔洗い』『口すすぎ』『喉のうがい』は、本来の目的である風邪の予防にも繋がります

 外出から帰ったら、風邪の予防も兼ねて、一刻でも早く、『手』⇒『顔』⇒『手』⇒『口の中』⇒『喉』の順に、付着しているかもしれない菌・ウイルスを洗い流します。

⑦顔をタオルで拭く

 喉のうがいまで終わったなら、タオルで顔を拭きます

⑧マスクを水で洗う

 手・顔・口・喉を綺麗にしてから、シンク・洗面ボウルに落としておいたマスクを拾い、マスクを水道の蛇口から出る流水に当てて、マスクの表面についたウイルス・菌・汚れを洗い流します

⑨マスクをソープで洗う 

 マスクを流水で洗ったら、次にハンドソープもしくはボディソープの泡を手に受け、その泡をマスク全体に馴染ませながら洗ってください

 この際に、マスクを出来るだけ広げて万遍無くマスク全体、隅々まで、泡を行き渡らせ両手で擦り擦りして、泡をマスク全体に馴染ませ、汚れ・菌・ウイルスを泡で撃退します。

 最低20秒は泡で擦り擦り、ゴシゴシしてください。

 この際に、マスクはぐちゃぐちゃに丸めずに、目一杯広げて、マスクの形を保ったまま、マスクの形は崩さないように洗うと、マスクの折り目を保ち、繊維を無駄に傷めず、一週間もたせられる可能性を高められます。

 ここで使用するハンドソープは、除菌力の高いハンドソープほど、ウイルス・菌をより多く減らしてくれるでしょう。

⑩マスクの泡を水で洗い流す

 泡を使ってマスクを洗ったならば、次は蛇口から出る流水でマスクについた泡をしっかりと洗い流して、すすぎます

⑪マスクの水をきる

 マスクについた泡をしっかり洗い流したならば、マスクを棒状に丸めて、そのマスクに両手で握るように圧を加えて、水を絞ってください

 そして、マスクのゴムの付け根(接着部分)を左親指と左人差し指でつまみ固定し右親指と右人差し指でゴムの付け根付近の部分を少し強めにつまみ、付け根付近から、輪になっている先まで、圧を加えながら右親指・右人差し指を移動させ、最後はパチンとゴムが伸びて一気に縮むようにして、ゴムの部分の水分を絞り出します。

 この時には、マスクとゴムの接着部が外れないように気を付けてください。

 逆側のゴムの部分も同様の方法で水を絞ります。

 最後に、手首のスナップを効かせてマスク全体を振って水をきります

⑫マスクを乾かす

 十分に水気をきってから、マスクを持ってドライヤーのある部屋に移動して、ドライヤーでマスクを乾かしてください

 ドライヤーを3分ほど、マスク全体に当てれば、7割がた乾きます。

⑬マスクを干す

 ドライヤーである程度乾かしたなら、その後は部屋干ししておいけば、翌朝には完全に乾ききるでしょう。

 濡れたままマスクを放置すれば、別の悪い菌やカビが増殖する可能性が高く、健康にとても悪いです。

 必ずドライヤーである程度乾かして、干して、完全に乾くようにしてください。

 乾燥は必ず守ってください。これが出来ない人は、使い捨てマスクの手洗いは無理です。諦めてください。

 正しく洗って、正しく乾かす事が出来れば、翌朝に使う時には、真っ白ピカピカ、折り目も十分な状態でしょう。

 洗って、乾かしたマスクを、最初に装着する際には、ハンドソープの甘い香りがして、気持ちが良いです。

不織布マスクの手洗いによって、倹約生活。

各人の状況に応じて、マスクを使用する日数を適切に決めてください。

 不織布マスクを次の日も使用するならば、必ず洗って、干して乾燥させてください。

 そして、2日~1週間使用して、そのマスクを捨ててください。

 毎日捨てるのは勿体ないけど、1週間使うのには抵抗があるならば、一回洗って2日使用するだけでも、マスクを倍の日数もたせる事が出来、マスクの出費を半分に出来ます。

 マスクによっては、また、手洗いした回数によっては、手洗いにより不織布マスクの繊維がほどけて鼻がムズムズする事もあります。

 繊維のほどけ具合、ムズムズ具合も考慮して、使用日数を各自判断する必要があります。

 マスクの状態・それぞれの方のご事情に合わせて、マスクを使用する日数を2日~1週間で適切に判断してもらえればいいと思います。

 私自身も不織布マスクの手洗いを実践しています。

 コロナが流行し始めの頃は、不織布マスが店舗から消え、どこにも売っていない状況でした。

 マスクが無しで外出は絶対に許されない空気の中、自身のマスク在庫が切れる恐怖に怯えていた時期には、一枚の不織布マスクを毎日洗い、1週間使用していました。

 現在では、マスクの供給環境も整っていますので、不織布マスクを手洗いして、2日使用するようにして、マスク代の節約に励んでいます。

節約の為。物を大切にする為。

 しっかり洗って、決めた期間を使いきって、一枚のマスクを最大限に活用してから、マスクを捨てる際には、何とも言えない、達成感を味わえます

 是非とも、使い捨てマスクを手洗いし、2日~7日使ってみてください。

 そして、ご自身が使い捨てマスクの手洗いを実践し、自信が持てたならば、家族や友人にも、教えてあげてください。

 使い捨てマスクは基本的には一回使用して捨てるものです。

 しかし、あっさりマスクを毎日捨ててしまっているのは、勿体ない面もあります。

 使い捨てマスクを手洗い出来て、1週間使えたならば、マスク代を7分の1にする事になります。

 倹約の為にも、物を大切にする心を育む為にも、ご自身だけでなく、家族や友人に教えて、実践してもらうように勧めてみてはいかがでしょうか。

マスク以外にも、多面的に風邪予防に取り組み、元気に生きる

 マスクしないよりは、マスクを着用した方が、飛沫感染・空気感染による風邪の予防確率を高める事が出来ます。

 しかし、マスクだけで風邪を完全に予防する事は出来ません。

 マスク以外にも、風邪の予防効果を高める方法はありますが、一つの事を実践するだけでは風邪の予防効果は低いです。

 多面的に、風邪予防を意識した生活を送った方が、より効果的です。

 風邪はひかないに越したことはありません。

 著者は毎年、数回は風邪をひいて、辛い想いをしてきました。

 そこで、風邪をひかない為に、様々な角度から風邪予防を研究・実践・試行錯誤をして、複数の風邪の予防法を取り入れるようになってから、ほとんど風邪をひかなくなりました。

 ぜひとも笑ビー式風邪予防法(《風邪をひきたくない、ひきはじめ、よくひく人必見!風邪を予防する方法(笑ビー式風邪予防法)》)をお読み頂き、風邪を予防する方法を実践して、健康的な生活を送って欲しいです

 ここまで、不織布マスクの手洗い方法を読んで頂き、ありがとうございました。今後もあなたにとって少しでもお役に立てる情報提供を心がけます。別のページも、ご覧頂けたら幸いです。

 本投稿が参考になったという方は、あなたの大切な人達にも知って、活用してもらう為に、あなたのSNSにこのページのリンクを張って、教えてあげてください。

笑ビー

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