止まらないしゃっくりを素早く止める方法(笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法)

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 しゃっくりが止まらないと辛いですよね。

 私自身しゃっくりが出やすい体質で、しゃっくりに悩む時期もありました。

 会話中に『普通に話している言葉』と『突然のしゃっくり』が融合して、まるで奇声のようなものを発してしまい、ばつが悪い想いを何度も経験してきました。

 長い時には半日以上しゃっくりが止まらずに、しゃっくりのし過ぎで、お腹が筋肉痛になる事もありました。

 試験中、映画上映中、周りに大勢いて、なおかつ物音ひとつしない静かな状況で、『ヒッッく!』と両肩が飛び上がるように、大きなしゃっくりが出てしまえば、もう恥ずかしくて仕方がないです。

 しかも、しゃっくりは一定間隔で、また同程度の大きさのしゃっくりが繰り返される事を自覚しています。

 静けさの中で大音量のしゃっくりで恥ずかしい想いをした直後から、また次のしゃっくりが出る事が予測出来、次のしゃっくりが出るまでも地獄、予測通りに再度しゃっくりが出ても地獄、さらに次のしゃっくりに怯える…恐怖の『しゃっくりループ地獄』に陥ってしまいます。

 しゃっくりをする人がいれば、周りの人はビックリしますし、周りの人の集中力を切らせてしまいます。しゃっくりをされて、嬉しい人などいません。程度の差はあれ、嫌がられます。

 好きでしゃっくりしている訳ではないのに、しゃっくりの騒音に対して、周りからの冷たい視線が刺さり、居たたまれなくて、逃げ出したくなります。

 大抵のしゃっくりは時間経過と共に、自然に収まっていきますが、しゃっくりをしたくない時に限って、なかなかしゃっくりが治まらないものです。

 出来るだけ素早くしゃっくりを止めたい時にはどうすれば良いか?

 私が試行錯誤して考案した、最も早くしゃっくりを止める方法をお伝えします。

しゃっくり(吃逆)が生じる要因は?

 しゃっくりを止めるならば、しゃっくりの原理を理解し、その上で、しゃっくりが出る要因に直接アプローチする事が、理に適った最善策だと考えます。

 しゃっくりを止める方法を、より効果的に実践する為には、まずは、しゃっくりの直接的原因である横隔膜について、詳しく知っておく必要があります。

 しゃっくりは横隔膜の痙攣により生じます。

 横隔膜に何らかの刺激が加わり、横隔膜が痙攣する事により、しゃっくりが発現します。

 食べ過ぎて胃が膨れ、横隔膜を刺激して吃逆が出る事もあります。

 タバコの煙を吸った際に横隔膜を刺激して吃逆が出る事もあります。

 アルコール度数の強いお酒を飲んで横隔膜を刺激して吃逆が出る事もあります。

 大声で笑うなど、急な腹部(横隔膜)への刺激によって吃逆が出る事もあります。

 また、脳腫瘍や、咽頭・呼吸器・消化器官等の病気が原因で吃逆が出る事もあります。

 一日以上、もしくは、あまりに頻繁にしゃっくりが続くようであれば、病気が原因の可能性もありますので、早めに専門病院に受診した方が良いでしょう。 

しゃっくりの主因である横隔膜について知る!

 その横隔膜は肺の真下に位置しており、横隔膜より上が『胸部』、横隔膜より下が『腹部』に分類されます。

 横隔膜は、『胸部』と『腹部』を隔てる役割もあります。

 横隔膜の主な機能は、横隔膜が下がる事により肺を膨らませて肺の中を陰圧にして空気を吸引し、横隔膜が上昇する事により肺を萎めて空気を排出させます。

 横隔膜は筋肉の一種であり、横隔膜の動きによって、肺を広げたり、しぼめたりして、肺の中へ空気を送り込んだり、肺の中の空気を外へ排出するなど、呼吸活動の一部を担っています。

 ちなみに、吸気・呼気活動は、横隔膜だけで行われている訳ではなく、肋骨の間にある外肋間筋・内肋間筋等により、胸郭を広げたり、萎めたりする事によっても行われています。

 寝ている時にも、吸気・呼気活動が出来ているように、「息を吸おう」「息を吐こう」などと特に意識しなくても、呼吸は出来ます。

 それは、横隔膜も肋間筋も、自動的(自立的)に、つまり、意識しなくても動く、不随意筋であるという事です。

 また一方で、横隔膜も肋間筋も、手足の筋肉のように、自分で意識的に動かす事も出来る随意筋でもあります。

 外肋間筋を収縮させて胸部(胸郭)を大きく広げながら息を吸えば、それに伴い肺も広がり、より多くの空気を吸い込む事が出来ます。

 腹(へそ回り)を大きく膨らませるようにして息を吸えば、それに伴って肺も広がり、より多くの空気を吸い込む事が出来ます。

 前者は胸式呼吸、後者は腹式呼吸と呼ばれています。

 ちなみに、安静時の呼吸では、横隔膜による呼吸が70~80%を担っています。

腹式呼吸を詳しく知る!

 腹を膨らませようとすれば、主に横隔膜の筋肉を収縮させる事になります。

 横隔膜は、肺の下方に張り付くように存在し、上方を頂点にした平ためな三角錐のような構造になっています。

 そして、お腹を膨らませて、横隔膜(筋肉)を収縮させると、横隔の頂点が下がり、三角錐が平べったくなります。

 三角錐の立方体(横隔膜)が、平べったくなった分、肺が下方に押し下がり、肺は広がり、肺の中に空気が取り込まれます。これが吸気です。

 この際に、三角錐の立方体が平べったくなった分の体積は、腹部押しやられので、腹圧があがり、その分がお腹を膨らませる事になります。

 腹式呼吸の吸気で、お腹を膨らませるという事は、三角錐の横隔膜を収縮させて、平べったくして、肺を下方に押し下げてその分の空気を吸い込み、三角錐が押し下がった分の体積が腹部に移動して、腹部が膨らむという事です。

 空気を吸った(吸気の)後は、お腹の力を抜けば、自然と膨らんだお腹は萎み、平べったくなった横隔膜は中央部分が上方へと上がり、三角錐の形になり、肺が押し上がり、肺が萎んだ分、空気が外へ排出されます(呼気)。

最短でしゃっくりを止める方法(『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』)

 しゃっくりの原因が筋肉(横隔膜)の痙攣なのですから、しゃっくりを止めるには、その筋肉の痙攣を抑える事がしゃっくりを解消する最短の道だと考えます

 『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』は、横隔膜(筋肉)の緊張を抑え、横隔膜(筋肉)を緩める為に、神経と筋肉の生理現象を活用していきます。

最短でしゃっくりを止める具体的方法

約10秒かけて、お腹に力を込めて、ゆっくり膨らませながら、息を吸い続ける。

 まずは、約10秒かけて、お腹に力を入れて、お腹を膨らませながら、空気を吸い込みます。

 この際には、肺の真下に接する横隔膜(筋肉)の動きをしっかりと想像します。

 お腹に少しずつ力を入れて膨らませながら、息を吸い込む事により、横隔膜(筋肉)を収縮させて、その頂点を下げて、横隔膜は平べったくなり、肺が下へ広がり、空気が肺に入っていくイメージをもってください。

 約10秒くらいかけて、横隔膜(筋肉)に力を込めて、横隔膜(筋肉)が少しきつく感じるくらい、強めに収縮させながら、お腹をゆっくり膨らませて息を吸い続けてください。

②約20~30秒かけて、脱力して、膨らんだお腹が自然と萎むように、長く、細く息を吐き、終盤はお腹を凹ませながら、息を吐ききる。

 10秒かけて、お腹を膨らませて息を吸いきったら、次は息を吐いていきます。

 息を吐く際には、何も考えずに、リラックスして、気持ち良く、ゆっくり息を吐いてください。

 吐く時間は20秒~30秒くらいが目安ですが、特別に時間を気にする必要はないです。大体でいいです。

 何も考えずに、リラックスしながら息を吐く事が重要です。

 この際に、先程膨らませたお腹は勝手に凹んでいきます(横隔膜が自然と持ち上がり三角錐の状態に戻っていきますが、そこまで考えなくていいです)。

 自然と息が吐けなくなったら、お腹を凹ますようにして、さらに息を吐き切ってください。

 ヨガの達人のように、お腹が背中につくくらいお腹を凹ませながら、息を吐き切ってください。

 お腹を凹まそうとする際には、横隔膜とは別の筋肉が働き、横隔膜(筋肉)は働かずに、横隔膜はより緩んでいきます。

 息を吐き切ったら、また①に戻り、①②を繰り返します。これだけです。

 これら呼吸の途中で、しゃっくりが出る事もあるでしょうが、もう少ししたら勝手に止まるので、気にしないようにして深い呼吸を続けます。

 この呼吸を続けていたら、ただ焦ってしゃっくりに怯えていたり、迷信じみた方法を試すよりも、早くしゃっくりを抑える事が出来るでしょう。

『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』の理論的根拠

 横隔膜は筋肉です。

 吃逆は筋肉(横隔膜)の痙攣により生じています。

 痙攣している筋肉は極度の緊張状態にあると言えます。

 緊張した筋肉を緩ませる事により、筋肉の痙攣を抑え、吃逆の発現を抑えます。

 一般的な筋肉を緩める方法を、横隔膜に応用出来れば、横隔膜の筋肉を緩める事が出来、その痙攣を抑える事に寄与すると考えます。

強く収縮させた筋肉(横隔膜)は、直後に脱力する事で緩む

 筋肉を強く収縮させた直後には、その筋肉を緩ませる事が出来ます。

 たとえば、両肩を耳に届かせようと10秒間肩を挙げ続けます。10秒経ったら、ストンと両肩の力を抜き、両肩を下ろしてください。

 肩を上げる筋肉を10秒間収縮させて、その後に脱力する事で、肩を挙げる筋肉を緩ませる事が出来ます。

 その要領で、10秒間お腹(横隔膜)に力入れながら膨らませて(吸気)、横隔膜(筋肉)を普段よりも強く収縮させる事で、その直後の呼気の段階で、脱力する事で横隔膜の筋肉を緩ませる事が出来ます。

 横隔膜(筋肉)緊張を緩和する事で、横隔膜の痙攣が抑えられる可能性を高めます。

 ①の息を吸う段階ではある程度力を込めてお腹を膨らませ、②の息を吐く段階では、身体には力を入れず、自然に任せるように、息を吐く事が重要です。

 吸気の際には、お腹を膨らませるように力を込める事で、横隔膜(筋肉)を収縮させます。

 息を吐き始めた呼気の初期段階では、お腹を凹ませようとせずとも(筋肉を働かせなくとも)、空気で一杯になった肺から空気が漏れ出すように、自然に空気が排出され、自然にお腹の圧も勝手に下がり、膨らんだお腹も自然に凹んでいき、呼気が成り立ちます。

 吸気で10秒間お腹を膨らませる事で横隔膜を強めに収縮させ、直後の呼気で自然にお腹が凹む際には脱力し、横隔膜(筋肉)を緩ませます。

お腹を凹ますように、息を吐き切る際にも、横隔膜(筋肉)は緩んでいる

 脱力しながら、自然にお腹が凹む際に横隔膜は緩みます。

 さらに、自然に息が吐けなくなり、自然にお腹が凹まなくなった段階から、お腹に力いれてさらにお腹を凹ませながら、息を吐き切ろうとする際にも、横隔膜(筋肉)は緩み続けています。

 これは、ある筋肉を収縮させれば、その逆作用を担う筋肉は緩む現象です。

 たとえば、二の腕の力こぶ(上腕二頭筋)を収縮させれば、逆作用の上腕三頭筋は緩みます。

 お腹を凹ませる筋肉を収縮させる事で、その逆作用のお腹を膨らませる横隔膜(筋肉)は緩みます。

 呼気の前半は脱力する事で、横隔膜(筋肉)を緩ませ、呼気の後半はお腹を凹ませて息を吐き切る事で、逆作用の横隔膜(筋肉)を緩ませます。

 横隔膜が緩む時間を長くとりたいので、吸気に対して、呼気の時間(脱力・凹ませの時間)が長くなるように、呼吸します(約20~30秒)。

 横隔膜が緩む時間が増えれば、それだけ横隔膜の緊張時間、緊張度合いを減らし、痙攣を抑えられる可能性を高められます。

精神的にリラックスする事で、横隔膜(筋肉)が緩む

 さらに『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』では、横隔膜の痙攣を抑える為に、精神面へのアプローチも行っています。

 焦れば焦る程、心配すれば心配する程、イライラすればイライラする程、しゃっくりは長く続いてしまう傾向があります。

 リラックスした状態とは真逆の状態であるほど、横隔膜(筋肉)の緊張は高まり、痙攣も続き易いとみています。 

 吃逆を気にして、止めたい止めたいと焦る程に、吃逆が長引いてしまうのは、リラックスとは真逆の状態だからです。

 とにかく精神的に最大限リラックスする事で、横隔膜の痙攣を抑えます。

 元々、吸気では交感神経が働き易く、呼気では副交感神経が働き易いです。

 交感神経が優位になれば興奮傾向になり、副交感神経が優位に働けば心を静めるる傾向になります。

 吸気に対して、呼気の時間を長くとる事は、副交感神経が働く時間を長くして、精神的にリラックス出来る割合を増やし、横隔膜が緩む割合を増やす事にも繋がります。

 さらに、副交感神経が優位に働き易い呼気の段階で、目を閉じる事で、外部の刺激を減らして、よりリラックスし易い状況を作り出します。

 ①と②の呼吸を繰り返す間、ずっと目を閉じて、外部からの刺激を減らした方が、よりリラックス出来るでしょう。

 ①と②の呼吸を繰り返す間、余計な事を考えないようにする事で、より心を落ち着かせる事も出来ます。

 特に、呼気の間は、何も考えず、何も意識せず、20秒~30秒くらいかけてゆっくり息を吐き切ります。

 ①と②の呼吸を始めて、すぐに横隔膜の痙攣が治まるとは限りませんから、①(吸気)、②(呼気)の最中に、しゃっくりが出る事はあります。

 ここで、しゃっくりが出た事で気をもむ必要は全くありません。

 私の場合は、この呼吸法(笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法)が最善の方法であると信じているので、「この呼吸を繰り返していれば、もう少ししたら自然としゃっくりが止まる」との経験に裏打ちされた自信があるので、何度しゃっくりが出ても焦る事なく、リラックスしたまま①・②の呼吸を続けられます。

 心を強く持ち、しゃくりして周りにその音を聞かれても、あまり気にしない度量を鍛える事も大事です。

 もしも、授業中なら授業の内容に意識を持っていく、映画を見ているならリラックスした気持ちで映画を見る。

 深い呼吸をしているだけで、心はリラックスしてきます。

 笑ビー式の深い呼吸で、横隔膜を緩めると同時に、心を静め、心を穏やかに、リラックスしていきます。

 この呼吸法が最善の方法であるとの自信、この呼吸法をしていたらそのうち治まるとの自信、さらに、しゃっくりが出ても気にせずに今すべき事に集中したらり、深い呼吸で心が落ち着いてくるのを感じる、これらを備えて、精神的に安定する事が、より早く吃逆を抑える事に繋がります。

迷信的な吃逆解消法では、逆に吃逆を長引かせる可能性が高くなる

 私自身、世に出ている方法は大抵試しましたが、大体信用ならないものばかりでした。

 コップの逆側から水を飲んでも、横隔膜がリラックス出来る訳はなく、逆に余計に痙攣を強くしてしまうだけです。

 ビックリさせられても然り、横隔膜の緊張をさらに高めてしまい逆効果です。

 横隔膜の緊張をさらに高めるような行為は、余計に痙攣を強くして、しゃっくりが長引くだけです。

 息を止める方法は、息苦しくなって息止めを諦めた直後の荒い呼吸で、余計に横隔膜を緊張させてしまいます。

 耳のツボを押すなど、そもそも、『ツボ押し』自体がいかがわしいです。足裏のツボ同様に、効果が見えづらく、嘘くさいと感じています。

 足裏の心臓のツボを押して、心臓病が治った人がいますか??

 腹式呼吸でゆっくり呼吸する方法は、最も理に適っていると考えます。

 『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』も、基本的にはこの腹式呼吸からの派生と言えます。

 『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』は、ただの腹式呼吸をより効果的にした方法と言えます。

 しゃっくりを早く止めたい時には、是非とも、『笑ビー式しゃっくりを最速で抑える方法』を試してみてください。

 最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。別のページにも、人生に役立つ情報を沢山載せていますので、是非読んでみてください。

 また、この方法を試して、効果を実感されたならば、是非とも、多くの人にも教えてあげる為に、あなたのSNSにこのページを貼って、拡散してあげてください。

笑ビー

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